BMW R1150GSで行くツーリング

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BMW R1150GSで行く秋の真鶴
【12月5日(日)】
今週末の天気予報は、土日どちらもいい。ならば、土曜日に、日帰りで走ってこようと思っていたのだけど、二日酔い気味で起きられず。というわけで、日曜日に出発。
暗いうちから目が覚めると、東の空には、金星がひときわ明るく輝いていた。そして、オレンジ色の朝焼けが、次第に、地平から空を染め上げて行く。東京も、冬の空はきれいなんだよなぁ。が、外は寒そうで、うだうだとネットを眺めてしまい、駐車場を出発したのは、結局、8時頃。
さて、今日の針路は、山間部は、もう、紅葉も終わっていて被写体も少なそうなので、伊豆方面。東名高速に乗ると、正面には、真っ青な空の下、富士山がくっきりと聳えている。気温は低いけど、痛い程寒いわけではない。オートバイで走るには、まぁ、いい感じ。
渋滞も無く順調に進み、小田原厚木道路に入る。この道路を走るのは久しぶり。というか、伊豆なんて、何年振りなんだろう。伊豆は都心から手頃な距離にある割には、自然が豊かで走って楽しい道も多く、加えて、食べ物もおいしいので、ツーリングコースとしては文句なしのメジャー級。ただ、自分的には、その分、行き飽きてしまったんだよな。
石橋インターから、海岸線沿いを走る国道135号線に合流。空も海も、本当に、真っ青。白波に洗われる磯場には釣り人がたくさんいる。今日は釣り日和ですな。
そして、すぐに、国道より少し内陸を走る旧道に入る。こちらは国道より一段高い所を走るので、眺めがよく、自分は、こちらの方を選んで走ることが多い。最初は、ぐいぐいと高度を上げて、その後は、割と平坦な道路が海岸に面した急斜面を縫っていく。沿道にはミカン畑が多く、もう、鮮やかな色の実をぶらさげていて、即売所も所々にある。青い海と柑橘系の艶やかな緑葉、そして、点描のような実の色は、いかにも南国的な雰囲気。四国や九州の景色を思い出す。
道路は徐々に下り、元の国道に合流。眺めはよかったけど、写真を撮る場所はあまりなかったな。
さて、どこまで行こうか。おっ、信号待ちをしている間に閃いた。すぐ近くの真鶴に行ってみよう。有名な観光地だけど、首都圏から近すぎることもあって、行こうと思ったことがないんだよね。
真鶴は相模湾の西側に突き出したトゲのように小さな半島で、取り敢えず、適当に先端に向かう。と、神社を発見。オートバイを停める。貴船神社という名前らしい。目の前には階段が続いているけど、大したこともなさそうなので、上がってみる。
が、うーん...。半島の形からして、真鶴は、いかにも、聖地という感じなので、神さびた雰囲気の厳かな神社でもあるのかと期待していたんだけど、まぁ、普通という感じ。
近くの真鶴港や観光施設を眺めてから出発。
小田原パーキングからの富士山
小田原パーキングからの富士山

相模湾
青い空と青い海

貴船神社への参道
貴船神社への参道

魚つき保安林とBMW R1150GS

魚つき保安林

道路は、しばらく海沿いに進んだ後、海岸から離れ、ちょっとした坂になってきた。半島の稜線に向かって登っている気配。そして、道路の周囲は、林から森へ。うん?、なんか、雰囲気が違うな。スピードを落として周りをよく見ると、結構な数の巨木が立っている。こんな海岸の近くに、こんなに大きな木があるのが不思議な感じ。オートバイを停めてみる。
近くに、遊歩道の入口があるので、入ってみると、地面が落葉でふかふかで、歩くと気持ちがいい。よく手入れがされているのか、森の中は明るい。紅葉している木は少ないけど、照葉樹が多いのだろうか。残念ながら、木の名前には疎いのでよく分からないけど、森の中が明るいのはそのせいもあるのかな。所々、日差しが差し込んでいて、その部分が、スポットライトを浴びたように明るくなっている。あちこちにある巨木は本当に大きくて、樹冠を高々と掲げている。なんだか、森の中にいるだけで、楽しくなる感じ。自分が生まれ育った神奈川県に、こんな立派な森があるとは知らなかった。
ちなみに、家に帰ってから調べてみると、この森は、魚つき保安林と呼ばれ、江戸時代の植林が起源とのこと。植林とは、ちょっと、意外な感じ。
魚つき保安林 魚つき保安林とBMW R1150GS
少し先に進むと、駐車場に到着。折角なので、半島の先端にある三ツ石まで歩いてみる。三ツ石というのは半島の沖に浮かんでいる大きな岩のことらしく、近くの海岸まで降りられるらしい。
ここはいかにも観光地というところで、周りは人が多い。歩道は結構な下りで、帰りが面倒だなと思いつつ、海岸線に到着。
いやー、空も海も真っ青。時間も11時を過ぎているので、もう、暑いくらい。12月というよりは、5月の初夏のような日だ。が、意外と被写体もなく、ちょっと、ぶらぶらして退却。
案の定、帰りの登り道では汗だく。朝晩が寒いので厚着をしているのが応える。ジャケットが邪魔で仕方がない。この季節のツーリングは、温度調整が難しいですな。途中、正面から来たライダーらしき人に、カギが落ちていませんでしたかと聞かれる。落としてしまったらしい。特に見掛けなかったけど、大変だ。結局、どうしたんだろう。
さて、出発。時間は、まだ、12時前だけど、渋滞に巻き込まれたくないので、後は、箱根でも経由して帰ろう。
その後も適当に進み、半島に入ってきた道に合流。結局、半島を時計回りに走ったらしい。
国道に出ると、湯河原方面に下る。反対の上り車線は、もう、渋滞気味。大変だなーなんていい気になっていると、下りも車が連なり始めた。まぁ、この辺りは、そういうところだからなと思いつつも、ちょっと、イライラ。
渋滞を抜け、湯河原からは、オレンジライン・椿ラインを走り継ぐ。椿ラインの沿道には、予想外に紅葉が残っている。が、オートバイを停められる場所が限られていてもどかしい。奥湯河原温泉には、もみじの郷というところもあったみたいだけど、まぁ、今年の紅葉はたくさん撮ったので、程々にしておこう。
椿ラインは、走り屋らしきオートバイが多い。時々、そんなのに抜かされたりしながら高度を上げる。周りは、晩秋と冬とが混ざっているような景色。適度に楽しいコーナーを何度もクリアしていくと、駐車場らしきところがあったので、休憩。
周りはバイクばかりで、レプリカ系が多い。登ってきた走り屋のバイクは、この辺りでUターンをして、攻めているらしい。昔はこういう人達がたくさんいたけど、まだ、いるんだねぇ。
駐車場には案内板があって、近くに、しとどの窟という源頼朝関係の史跡があるとのこと。修験とも関係があるらしく惹かれるけど、今日は、もう、いいや。
三ツ石
三ツ石

三ツ石海岸
初夏みたいな陽気

椿ラインの紅葉
今年の紅葉もこれで最後かな

大観山からの富士山
大観山からの富士山
先に進み、大観山に到着。いきなり、うひゃー、富士山の雄大な眺めが。駐車場にオートバイを停めて、改めて、展望のいいところへ歩くと、芦ノ湖もいい具合に配置されていて、まるで、絵のよう。というか、構図があまりに紋切り型で、どちらかというと銭湯の絵みたいで、なんか、笑ってしまう。
空も富士山も全てが青い。椿ラインは、標高が上がってくると、景色が冬めいてきたのに加えて、方向によっては雲も出てきて寒々しかったけど、それが嘘みたいな快晴。
ここは、ターンパイクの終点になっていて、軽食も取れるので、遅めの昼ご飯。真鶴でナマモノでもよかったんだけど、早目に帰りたかったので、食べていなかった。が、予想しつつも、かき揚げソバは、値段も味も、いかにも観光地だった...
その後は、ターンパイクを経由して、小田原厚木道路へ。ターンパイクも本当に久しぶりで、初めて走るような感じ。が、道は整備されていてスピードは上がっても、思ったよりコーナーが少なく、あまり面白くはない。道路脇には、ブレーキが効かなくなった時の非常用に、スキーのジャンプ台のような避難所が幾つもあるけど、今時の性能の車で使うことなんかあるのだろうか。
ところで、今回は、最後に、久しぶりに、やってしまった。駐車場近くのセルフスタンドでガソリンを入れた後、ちょっと手を抜いてオートバイに跨ろうとしたらバランスを崩して、ガッシャーン。そう、立ちゴケ。周りには人もたくさんいたので、恥ずかしいったらありゃしない。その分、店の人が起こすのを手伝ってくれたけど。まぁ、でも、やっぱり、慣れると適当になりますな。いい教訓になりました。
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