BMW R1150GSで行くツーリング

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BMW R1150GSで行く初秋の甲府
【10月2日(土)】
最近、何故か、オートバイに乗るのが億劫だ。9月に入って涼しくなってから、何度か、オートバイに乗るチャンスはあったんだけど、高速道路が渋滞しているとか、あそこはもう何度も行っているとか、何かと理由をつけては、結局、乗らず仕舞い。
で、今週末は、天気もまずまずだし、嫁さんもいない。ならば、一泊でキャンプツーリングとなるところが、この日も、朝はうだうだ。ネットで高速道路の状況を見ると、やっぱり、渋滞発生中。特に、中央道がひどくて、もう、走る気がしない。この季節は信州がいいんだけどなぁ。が、このままだと、結局、また、乗らなさそうなので、とにかく、日帰りということで、駐車場に向かう。
行き先は、はっきりとは決めていないけど、富士山をぐるっと時計回りに回って甲府に出るイメージで出発。なので、東名に乗ろうと思っていたのだが、ぼんやりしていて、環八に入ってしまった。方向は間違っていないんだけど、もう、9時を過ぎているので、この先の瀬田の交差点で渋滞するのではと思いながら走っていると、その通り。なかなか進まず、すり抜けもできない。エンジンの温度計が上がっていくのが分かる。あー、もう、帰ろうかなぁと投げやりになりつつ、なんとか、渋滞を突破。が、東名も、毎度の大和トンネル付近が渋滞。まぁ、でも、こちらは、大したことはなかった。
愛鷹パーキングで、桜海老のかきあげ蕎麦を食べてから、ルーティング。この先から甲府に抜けるのは、富士宮から国道139号線か清水近辺から国道52号線を走るのと二つの方法がある。どちらでもいいんだけど、大分、暑くなってきたので、涼しそうな139号線を選択。が、富士インターで降りてから富士宮の市街は車が多くて信号ばかり。陽も高くなり、止まっていると、暑い。あー、なんだか、また、帰りたくなってきたよ...
それでも、イライラしながら走り続けて市街を抜けると、標高が上がってきて、ひんやりと涼しくなってきた。はー、生き返る。が、車が多く、走るといっても流すだけという感じ。おまけに、今日は、富士山は雲に隠れていて、全く、見えない。他に特に被写体もないので、そのまま、だらだらと走り続け、本栖湖に向かう分岐まで来ると、なんとなく、曲がってみる。と、湖岸の道路は車も少なく、道路も快走路という感じで爽やか。気分がいい。こんな気持ちは、今日、初めて。
湖岸を周回する道路に入ってオートバイを停める。あれっ、ここ、浩庵キャンプ場じゃん。随分、昔に何度か来たことがあるけど、こんな場所にあったんだ。このキャンプ場のサイトは湖岸にあって、ロケーションは抜群にいい。が、人が多いんだよなぁ。
ここからは、本栖湖の向こう側に富士山が見える筈なんだけど、相変わらず、雲に隠れている。
本栖湖
雲が無ければ、富士山が見える筈なんだけど
山梨県立考古博物館
山梨県立考古博物館の敷地内には、
縄文時代の復元住居がある

山梨県立考古博物館
ああ、無情

さて、ここからは、身延の方向へ向かう。多分、この道を走るのは初めて。地図を見ると、ぐにゃぐにゃと悪路に見えるけど、走ってみると、コーナーはきついものの、道路は2車線で交通量も少なく、右に左に切替しながら、軽快にコーナーをクリアしていく。キャンプ道具を背負ってないと、オートバイが軽くていい。走っていて楽しい。
しばらくすると、先にオートバイが何台か停まっているのが見えた。なんだと思っていると、あっ、道路に人が倒れている。うーん、事故か。まだ、救急車も来ていないので、起きたばかりなんだろうか。同じグループの人達は、呆然としている感じ。ここは直線になっているので、事故を起こしそうな所ではないけど、関係しているらしき車も停まっているので、無理な追い越しでもしたのだろうか。
気を取り直して先に進むと、道路脇に、「木喰の里」のような案内があったので、道を曲がってみる。しばらくすると、村落に入り分岐に出るが、木喰に関する案内は何もない。どっちに行っていいか、さっぱり分からん。まぁいいやと思い、甲府方面と思われる道を選ぶ。木喰とは、独特な仏像を彫り続けた江戸時代の放浪の仏師なんだけど、自宅に帰ってから調べてみると、なんと、この辺りの出身だったらしい。うーむ、事前に、調べておけばよかったな。
その後、山間を抜けて、甲府の盆地に入る。市街は、走っていても暑い。そろそろ、朝晩は寒いので、今日は、冬用のジャケットを着てきたけど、この季節は気温差が激しくて難しい。
そして、到着したのは、山梨県立考古博物館。何となく考えていた目的地なのです。
オートバイを降りて、ジャケットを脱ぐと、涼しくて気持ちがいい。周辺は大きな公園になっていて、その一角に、博物館がある。爽やかな木陰を歩いて入口に向かう。
が、ええっ、うそー、入口には閉館の文字が。げー、こんな行楽シーズンの土曜日なのに、信じられん。でも、館内は真っ暗で本当に休みらしい。トボトボと駐車場に戻っていくと、途中の案内板に、企画展の準備のため閉館と書いてあった。ちくしょー
もう、今日は朝からイマイチなことばかりで、こんな日は帰った方がいい。が、近くに、3年前に来た釈迦堂遺跡博物館があるので、せめて、そこに寄って行こう。この博物館は、中央道の釈迦堂パーキングエリアから行けるのだが、下道だと、どう行けばいいのだろうか。山の上にそれらしき建物があるので、そこを目指す。が、道が分からん。いつの間にか、建物も見えなくなってしまった。もう、いい。今度こそ、帰るぞ!
東京寄りの一宮御坂のインターまで走り、中央道に入る。少し走ると、釈迦堂パーキングエリアの案内を発見。あれれ??、場所を勘違いしていたのか。じゃあ、さっきの建物は何だったんだ。まぁ、でも、もう、どうでもいいや。こんな日もあるよ。
パーキングエリアに入り、歩いて、博物館へ。こんな建物だったかな。すっかり勘違いしていたらしい。
2階に上がり展示物を見ていると、段々、前回を思い出してきた。2度目なので、正直、初めての時ほどの感動はないけど、それでも、やっぱり、縄文人の造形感覚は凄いですな。
話は変わって、今年の夏休みは嫁さんと、2度目のクロアチアに行ってきて、その帰りに、一泊だけパリに寄ってきた。で、最終日の飛行機が夜だったので、パリでは、まるまる一日の時間の余裕が。そこで、行ったのが、念願のケ・ブランリーという美術館。ここは、民族美術専門の美術館で、よくも、まぁ、こんなマイナーなものの美術館があるよなと芸術の都の底力を感じさせるところ。ルーブルやオルセーの絵ならば日本に来ることもあるけど、ここの展示物が日本に来るのはちょっと考えられないので、一度、見てみたいと思っていたのだ。
展示は、アフリカ・アメリカ・オセアニア・アジアの四つに分かれていて、日本に関しては、縄文土器の展示でもあるのかなと思っていたけど、実際は、アイヌ関係と和服か何かの模様に関する展示があるのみ。まぁ、他の展示物は大型のものが多いので、縄文土器だと、ちょっと見映えしないかなとも思った。が、今日、改めて、展示されている大きな土器を見ると、これならば、ケ・ブランリーにあってもいいなと思うのであった。
博物館を出ると、3時過ぎ。空は真っ青で、眩しい。さて、帰りますか。

その後は、中央道を走り、高井戸でまたまた渋滞にはまり、イライラしながらも、なんとか、帰宅。
実は、釈迦堂パーキングでは、昼ご飯代わりに買ったアメリカンドッグを地面に落としたりもして、本当に、今日は、全くもって、ダメダメな一日でした...

釈迦堂遺跡博物館の土器
大型の土器が並ぶ様は圧巻

ケ・ブランリー美術館
今回はロクな写真がないので、ケ・ブランリー美術館です

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