BMW R1150GSで行くツーリング

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BMW R1150GSで行くGWの北陸キャンプツーリング
【5月1日(土)】
今年のゴールデンウィークは仕事が入る可能性が直前まであったのだけど、結局、5連休ということになった。それでは、さて、どこへ行こうか。この期間で自走で行くとすると、東北か紀伊半島、北陸というのが選択肢。が、東北は天気予報があまりよくないので、今回はパス。紀伊半島には、何回か行ったことがある。一方の能登半島は一回だけ。それも、もう、10年以上前。しかも、福井県の海岸線沿いは走ったことがない。ということで、北陸に決定。帰りは、琵琶湖を経由して、ぐるっと周って帰ってこよう。
ゴールデンウィーク初日は大渋滞が予想されるので、朝の4時半頃に駐車場を出発。今日は、中央道経由で糸魚川に抜け、前回の北陸ツーリングで利用した園家山キャンプ場の辺りまで行く予定だ。
中央道は、大した渋滞もなく進んだけど、山間部に入ってから気温が下がってきて、かなり寒い。今年のゴールデンウィークの北陸は気温が上がる予報だったので、寒さのことはあまり考えていなかった。
初狩パーキングエリアに到着。蕎麦を食べて体の中から暖めたい。が、えー、時間が早くて、まだ、店が開いていない。余計に寒くなってきたぞ。うーん、仕方ないので、缶コーヒーで暖まる。今日も、富士山がきれいだ。気温は低いけど、まだ、風がないのが助かる。
さて、寒くて走りたくないけど、出発しよう。まだ、先は長い。が、その前に、ジャケットにインナーを着ける。そして、アンダーグローブは、片手だけ装着。今朝、出発する時、アンダーグローブが片方無いのに気が付いていたけど、今回は使わないだろうと思い、そのまま出てきてしまったのだ...
寒いのでスピードは抑え気味。甲府盆地に抜けると、少し寒さが和らいだ気がする。甲府盆地の春は桃の花が有名だけど、中央道を走りながら見る限りでは、一面に咲いているという景色は見つからず。まぁ、いいや。
次は、八ヶ岳パーキングエリアで休憩。今度こそ、蕎麦を食べることができた。よし、暖まったぞと思うと少し余裕ができて、時間もまだ早いので、一昨年の秋の日帰りツーリングの時のように、サービスエリアの外に出て軽く散歩。
前回も来た池まで来ると、今日は、青空の下、八ヶ岳がくっきりと見える。池越しに八ヶ岳をフレームに収めると、意外とリゾート地のような景観。実際は、灌漑用か何かの単なる池なんだけどね。そして、近くには、小さいけれども菜の花畑があった。ちょうど、菜の花越しに、八ヶ岳を望むことができる。これは、いい写真になるぞと思いながらシャッターをバシバシ。近くには満開の八重桜もあり、冷たい風が吹いていたけど、なかなか、楽しめました。
初狩パーキングエリアからの富士山
初狩パーキングエリアからの富士山

八ヶ岳パーキングエリア近くからの八ヶ岳
リゾート地のような景観

八ヶ岳パーキングエリア近くからの菜の花と八ヶ岳 八ヶ岳パーキングエリア近くの八重桜
安曇野からの北アルプス
安曇野からの北アルプス

BMW R1150GSと鹿島槍ヶ岳
右側の高峰が鹿島槍ヶ岳

白馬の雄大な山並み
白馬の雄大な山並み

その後は、豊科インターで中央道を降り、日本海へ向かう。が、国道をそのまま走っても仕方ないので、ツーリングマップルのおすすめコースを辿る。が、多分、前回の北陸ツーリングの時にも、この道を走っているなと思い出し、考えることは変わってないなと苦笑。
周りの田んぼには水が張られていて、田植えはもうすぐという眺め。遠くには青空の下、まだ雪を頂いた北アルプスが間近に聳えている。この辺りの景色は、本当に何度見てもいいなと思う。
途中、道の駅「安曇野松川」で休憩。ちょうど、オープンの9時頃で、日本酒の試飲をやっている。この辺りは、うまい酒があるので、うーん、残念。駅に立っている旗の上では、ヒバリが盛んに囀っている。春ですなぁ。それにしても、人が寄っても全然逃げないぞ。
そのまま、おすすめコースを辿り、大町の温泉街近辺から県道に入る。こちらは、初めての道。が、思っていたより山奥の道で景観も開けない。しばらく走り、鹿島槍スキー場近くに来ると、カメラを持った観光客が何人かいる。なんだと思い、オートバイを停めると、自分の進行方向の後ろに、北アルプスが聳えていた。方向が反対だから全く気が付かなかったけど、これは迫力ある眺め。得した気分になりながら、シャッターを押す。この辺りは標高が高いらしく、まだ、雪がたくさん残っていた。
中綱湖を過ぎ、青木湖の畔も、前回、走った湖岸の道を辿る。途中、背中が青く光るカワセミらしき鳥を発見。オートバイを停めて写真を撮ったけど、遠すぎで、よく分からん。
国道に戻り、途中、3年前の夏に来たことがある姫川源流で水芭蕉が咲いているとの標識を発見。寄るかどうか迷ったけど、水芭蕉は、この前の東北旅行の時に見たのでまぁいいかとパス。その後、白馬を通過するが、相変わらずの雄大な眺めが、国道から見える。
沿道にはまだ桜が咲いているなと思いながら、先に進む。しばらくすると、予定通り、トンネルやシェルターの連続に。そして、その間には、巨大な土木工事の現場が垣間見える。相変わらずの厳しい自然で、永遠に終わらないのではないかと思わせる現場は、人間をちっぽけなものに思わせる。が、それでも、そこに手を加え続ける人間の執念のようなものも感じさせるな。
山間を抜けて平地に出ると、少し、ほっとする。さて、この先に、根知男山の蔵があるのを調べておいたので、寄ってみよう。で、大糸線の根知駅の近くの交差点を曲がり、少し走り、蔵を発見。オートバイを停める。
今日は、蔵は閉まっているようだ。それでも、根知男山は好きでよくのんでいるので、ここで醸されているのかと思うと、ちょっと感慨深い。蔵の前には田んぼが広がっていて、トラクターで手入れの真っ最中。この蔵は醸造用の米作りもしているので、蔵の田なのかもしれないな。辺りを散歩すると、いかにもという感じののどかな農村で、遠くには白い山並みが見える。こういう環境で造られる酒が旨いのも納得という感じ。
糸魚川までは、国道で行くのもつまらないので、県道を選択。最初は、大丈夫かと思うほどの細い道だったけど、だんだん、県道らしくなってきた。尾根を越えるらしく、結構な急坂が続く。途中、雪の残っている山並みがきれいに見えたので写真を撮っていると、足元には、つくしが山ほど生えていた。春ですなぁ。
尾根を越えると、また、村があって、道路沿いの小さな溜池の水がとても澄んでいた。こういうきれいな水も、根知男山をおいしくしているのかな。
糸魚川市街に出ると酒屋を探す。今夜用に根地男山を買っておきたい。市街をうろうろして、たまたま見つけた酒屋に入ってみると、なかなかの品揃えで、根知男山も何種類かあった。店のおかみさんも日本酒に詳しいようで、おすすめの影大吟という吟醸酒を購入。
さて、富山方面に向かおう。が、海岸を走る国道8号線に出ると、すぐのところで、げんこつ亭という海鮮がおいしそうな店があったので、昼ご飯。もう、1時近い。
前回の北陸ツーリングと同様、この辺りの名物のたら汁定食をたのむ。値段が\1,580と少し高いのでどうしてかなと思っていたら、来たお盆の上には納得の皿数。たら汁以外に、お造りと大きなアジフライが付いていた。たら汁は前回食べたのよりあっさりした感じだったけど、おいしかった。特に、いい出汁がでた汁がうまい。お造りは、ブリの子供とか言ってたな。店を出ると、店の裏には北陸新幹線と思しき工事現場が見えた。ここまで必要なのだろうか。
断崖絶壁に貼り付いた国道を抜け平野に出ると、国道は内陸に入るので、適当なところで、海岸線方面に曲がる。すると、「じょうべのま遺跡」という標識があったので、そちらの方向へ行ってみる。オートバイを停めて、案内の標識を見ると、平安時代以降の遺跡とのこと。なんだ、標識に縄文土器らしき絵があったので、縄文遺跡かと思った。ならばというわけで、すぐに出発。
遺跡は海岸からすぐのところにあり、なるべく、海岸に近いところを走ろうと先に進む。すると、道はだんだん怪しくなり、護岸に沿って走るところに来た。こんなところ走っていいのかと思っていると対向車が来るので、興味本位で自分も走ってみる。道は、コンクリートで固められただけで、護岸の外に出るために、時々、道が護岸と同じ高さまで上がる。護岸の管理用の道らしい。どこまで続いているんだろうと思っていると、前方に憶えのある眺め。ありゃりゃ、園家山キャンプ場まで来てしまった。そうか、前回、このキャンプ場を利用した時に、早朝、車の音がうるさいなと思ったのは、この道路を車が走っていたからなんだな。
時間は2時過ぎだけど、サイトには、もう、結構な数のテントが張ってある。が、同じところというのも面白くないので、今回は、もう少し先にあるグリーンパークおおしまキャンプ場が目的地だ。
BMW R1150GSと雪を頂いた山並み
県道からは、遠くにきれいな山並みが見えた

たら汁定食
たら汁定食なり

魚津水族館の水槽
下をくぐれる大きな水槽がありました

魚津水族館のニセゴイシウツボ
こっち見んじゃねぇーよ

園家山キャンプ場からは15分程で、目的のキャンプ場に到着。気温が上がってきて、暑いくらいになっている。
サイトを歩いて観察すると、海岸沿いの松林のキャンプ場で、もう、かなりの数のテントが張ってある。さすが、ゴールデンウィークという感じの混雑状態。
サイトは海岸線にあるけど、大体の場所が、サイトから、直接、海を見ることができない。どこに張ろうかなと思っていると、サイトの外れの方に屋根付きの東屋があり、しかも、その辺りは、サイトが高くなっていて、直接、海を見ることができる。テントも張られていない。よし、ここにしよう。
先に受付をするために、少し離れた建物へ歩いて向かい、住所と名前を書くだけの受付を済ませる。ここは無料らしい。
さて、テントを張り終わって、時間は、3時半頃。まだ、早いので、前回、寄れなかった魚津水族館に行こう。
水族館までは、海岸線に沿って走る蜃気楼ロードで向かう。蜃気楼が見られるから、こういう名前なんだろう。蜃気楼は春に出るらしいから、今、見えないかなという淡い期待を持ちながらオートバイを走らせる。
魚津水族館に到着すると、かなり暑い。あの朝の寒さは何だったんだという感じ。こうなると、暑くて着ていられないジャケットが邪魔だけど、置いていくわけにも行かないしということで、持って歩くことにする。
水族館の入口に行くと、子供向けのテレビ番組に出てきそうなトレーナーを着たお姉さん達がたくさん並んでいる。どう考えても、おっさん一人で入る雰囲気ではない。が、ここで怯むわけにはいかないので、果敢に突入!
が、水族館の中も子供が多くて、やっぱり、自分は場違い。展示内容も、子供が多いせいか、子供向けのものが多いように感じた。自分的には、もう少しアカデミックな方がいいな。あと、久しぶりのツーリングで疲れたのか、どうも、集中できない。感動も少なく、惰性で見ている感じ。でも、白エビが、生きている時は透明なのは初めて知った。ホタルイカは真っ暗な部屋で展示されていて、なんだか、よく分からなかったな。
さて、キャンプ場方面に戻り、まづは、魚の駅「生地」へ。ここは、前回のツーリングの時にも、晩ご飯の食材を調達したところ。が、前回は秋だったので、置いてあるものが全然違う気がする。今回は、ボタンエビとホタルイカを購入。ホタルイカは都内ではほとんど見ない生もあったけど、食べ方を聞くと、きれいに洗わないとダメなようなのでパス。そして、道路を挟んで反対側のスーパーで、刺身と惣菜と蕎麦、明日の朝ご飯を買う。そして、受付で教えてもらったキャンプ場からすぐの銭湯へ。こちらは、地元の人御用達という感じの昔ながらの銭湯でした。でも、シャンプーも石鹸もなくて\400は、ちと高い感じ。
その後は、コンビニでビールと氷を手に入れてグリーンパークおおしまキャンプ場に到着。テントに戻ると、東屋は、若者のチャリダーに使われていた。でも、周りにはチャリダー以外のテントは増えてないので、まぁ、いいとするか。
時間は、6時頃で、夕陽には間に合った。これから、ビールをのみながらの夕陽鑑賞だ。
太陽は少しづつ、確実に、落ちて行く。海上には、鳥がたくさん飛んでいる。空が、だんだん、茜色に染まってきた。久しぶりに見る夕陽だ。昨年の9月の東北ツーリング以来かな。やっぱり、夕陽はいいなぁ。今日は、雲が出ていないので、あまりダイナミックな感じはしないけど、見られただけ、いいとしよう。幸せな時間が過ぎて行く。
太陽が隠れると、テントに戻り、晩ご飯。刺身の魚は「ふくらぎ」という名前の地元の生地港産で、昼に食べたお造りと味が似ている。ブリ系の魚なのかな。で、家に帰ってからネットで調べてみると、その通り、ブリの子供とのこと。
そして、ボタンエビは期待通りのうまさ。まったりねっとりとした甘さが口の中に広がる。そして、それを根知男山で喉に流し込む。うーん、しあわせ。ホタルイカもぷりっとまるまる太っていて、味も、都内で食べるものとは一味違う。茹でてあるのに、どうして、こんなに味が違うのだろう。
ご飯も食べ終わって、海岸に出ると、思ったよりも星が見えた。周辺は街だし、このキャンプ場自体も住宅街に面しているので、期待はしていなかった。星の数は多くはないけど、強く輝いている気がする。
焚き火は、テントのすぐ近くに火気厳禁の標識が立っているので、さすがに無理。
今日は半年振り以上のツーリングで、くたびれたのもあるので、もう寝るかな。
グリーンパークおおしまキャンプ場からの夕陽
テントのすぐ近くで夕陽を見ることができた

グリーンパークおおしまキャンプ場からの夕陽
夜のとばりが降りてくる

魚の駅「生地」で買ったボタンエビ
うま〜

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