BMW R1150GSで行くツーリング

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BMW R1150GSで行く秋の東北キャンプツーリング
【10月11日(土)】
この3連休は、今年のゴールデンウィーク以来のキャンプ・ツーリングということで、2,3日前から、天気予報とにらめっこ。結局、東北の天気は、日本海側はイマイチだけど、太平洋側は回復傾向らしい。なので、今年は、まだ、泊まっていない三崎公園キャンプ場は諦めて、吹上高原キャンプ場へ行くことに。以前から、行ってみたいと思っていたところだ。翌日の日曜日をどうするかは、現地で考えよう。
予報によると、土曜日の午前中は、どこかで、雨に降られそうなので、少しゆっくり目に、7時前に出発準備完了。で、シャッターを開けると、げっ、雨が降り出している。都内で降られるとは思わなかった。でも、携帯で見る雨雲レーダーの感じでは、カッパを着た方がよさそう。出発の時からカッパというのは、萎えるよなぁ、うーむ...
おまけに、首都高は、渋滞。出るのが遅かったか。時々、雨にバラバラ降られながら、先に進む。東北道に入っても、しばらく、天気は変わらず。低い雲が垂れ込めている。天気は、本当に、回復傾向なのだろうかと思いながら走っていると、利根川の手前辺りから空が高くなってきた。これで、雨の心配はなくなったかな。
上河内サービスエリアに入ると、ここでは、バンドが生演奏をしていたり、宇都宮餃子の出店が並んでいたりで、お祭り気分。オートバイも多い。軽食コーナーに行くと、人でごった返していたので諦めて、朝から餃子もなぁと思いつつ、ニンニク未使用を謳っている飯店餃子という店の餃子を食べる。おいしかったけど、まぁ、餃子は餃子ですな。
カッパをどうするか迷ったが、周りのライダーは着ていないようなので、自分も着ないで出発。結局、福島県に近づく頃には青空が覗いてきた。
その後は順調に北上して、昼頃に、村田ジャンクションを通過。仙台を過ぎた頃には、空は、すっかり晴れ模様。が、風が強くなってきた。吹上高原キャンプ場は開けたところらしいので、風は、ちょっと、心配。うーむ...
上河内サービスエリア
上河内サービスエリアは、お祭り気分

飯店餃子の宇都宮餃子
まぁ、餃子は餃子ですな

吹上高原キャンプ場
サイトは、既に、ファミリー・キャンパーのテントで一杯

吹上高原キャンプ場
白樺の木々の近くにテントを張った

結局、古川インターを降りたのは、1時頃。取り敢えず、キャンプ場に直行しよう。今年の夏の東北旅行でも見た景色を思い出しながら国道47号線を走り、鳴子温泉の近くで国道108号線に入って、針路を北の方向に変える。と、山の上の辺りが紅葉していて、なかなか、きれい。でも、ちょっと、まだ、早いかな。結局、キャンプ場には、2時過ぎに到着。途中、108号線を離れてからの道を間違えて、ちょっと、迷ってしまったよ。
まづは、サイトの様子を見てみよう。で、受付をする前にサイトに行ってみると、げっ、既にすごい数のテントが立っている。このキャンプ場のサイトは、広大と言っていいほど広いのだが、テントの数もそれに応じて多い。ほとんど全てがファミリーという感じで、子供がうじゃうじゃいる。少子高齢化といいながらも、日本には、こんなに子供がいたのか。うーん、ガラガラかなと思っていたんだけどなぁ。他のキャンプ場の方がいいかなぁ。どうしようかなぁ。しばらく、地図を見たりサイトを眺めたりして悩む。が、サイトをよく観察すると、広いだけあって、隅の方は、隣のテントとの間隔を十分とれそうだ。風は強いが、まぁ、大丈夫かなという感じ。というわけで、受付を済ませて、風に苦労しながら、テントを張った。時間は、3時頃。もう、今日は、観光はいいや。買出しに行こう。
鳴子温泉の周辺はコンビニくらいしか無さそうなので、インターから走ってきた47号線を戻って、まづは、道の駅へ。今年の夏に来た時も寄ったのだが、確か、日本酒が置いてあった筈。が、あったのは、普通のものばかり。ちょっと、物足りなかったので、玉こんにゃくを一串食べて、また、国道を辿り、大き目のスーパーを発見。
売り場を眺めていると、きりたんぽと比内鶏のスープが並んで置いてあった。よし、今夜は冷え込みそうなので、鶏鍋にしよう。鶏は比内鶏ではなくて、普通の鳥肉だけどね。あと、惣菜も買って、結局、日本酒は、純米の浦霞と特別純米の一ノ蔵。どちらも普通に流通している酒だけど、一ノ蔵は宮城県内限定品とあるので、まぁ、いいか。地元でもあるし。
今度は、47号線を鳴子方面に戻る。いつの間にか時間が経って、暗くなってきてしまった。108号線に入ると、路面が濡れているのに気が付いた。いつの間にか雨が降ったらしい。降られないでラッキーだったなと思っていると、ボツボツと雨が落ちてきた。もうすぐなので、あと少し我慢してください。が、空しくも、雨は強くなってきた。それでも、カッパを着る距離ではないので、そのまま走る。前を行く車がノロい。で、テントに着いた頃には、結構、濡れてしまっていた。うーむ...
吹上高原キャンプ場には、温泉も併設されているので、買い物をテントの中に入れて、そのまま、風呂へ。が、この温泉がイマイチ。シャワーのお湯が細くて、あまり、出ない。おまけに、露天風呂へ出る扉が壊れて開きっ放しで、冷たい風が吹き込んでくる。で、寒いと思って湯船に入ると、お湯がぬるい。うーむ...
風呂から上がると、ここでは、地ビール(正確には発泡酒)の生が売っているので、では、いただきますか。ぐびっ、うん、なかなか、いけるじゃん。これで、ちょっと、失点回復かな。なんて思いながら、ソファーに座ってのんでいると、テレビのニュース速報で、三浦和義が自殺したと流れている。
テントに戻ると風雨が強くなって、とてもじゃないが、外にはいられない。テントの中で、のむしかない。今夜は、雨の予報ではないんだけどなぁ。うーむ...
仕方なく、そのまま、惣菜をつまみながら、日本酒をのむ。鍋の準備に水場に行きたいのだが、雨が降っているので、外に出たくない。で、のみながら様子を見ていたが、やみそうもないので、濡れながら、トボトボと歩く。と、水場の屋根の下には、ライダーらしき女性二人が、ビールをのみながら、料理をしていた。水場の近くには、ハーレーの集団がテントを張っているけど、その仲間かな。
テントに戻ると、今度は、鍋をつまみながら、日本酒。手持ち無沙汰で、ラジオをつけるが、雨がテントを叩く音がうるさいので、音を大きくする。うまく入る周波数を選んで、何気なく、聞いていると、HBCという札幌の放送局だった。北海道に来たみたいで、ちょっと、得した気分。
酔いが回って、段々、いい気分になってきた。今日は、うーむとなることが多くて、何をしに来たんだろうとも思っていたが、そんな心の強ばりも取れてきた。
風が強い。遠くで、ざーっと風が木々を揺らす音が聞こえて、しばらくすると、テントを揺らす突風が吹く。森敦の月山にも、似たようなシーンがあった。それでも、今使っている山岳用のテントは、こういう時に安心でいい。以前は、ツーリング向けのテントを使っていたのだが、利尻島のキャンプ場で、もの凄い強風に吹かれて、一晩中、まんじりともできなかったのに懲りて、買い換えたのだった。
その日は、利尻岳に登った日で、体はくたくた。なので、寝たいのだが、強風に吹かれる度に、テントが捻り潰されて、テントの側面が、寝ている自分に、のし掛かってくるのだ。当然、そんな状況で、眠れるわけもなく、テントが壊れるのではという不安もあり、一晩中起きていたのだった。で、翌日は、稚内に向かうフェリーの中で寝ようと思ったのだが、こちらも、煩い集団の近くになってしまい眠れず、その後のツーリングが、メロメロになってしまった。
今日は、周りのファミリー・キャンパーのタープが、飛んでいったりしているけど、利尻の時ほどではない。それでも、テントを離れて、トイレから帰ってくる度に、ゴミが舞い込んでいたり、何かが倒れていたのだった
鍋を食べ終えた頃には、雨もやんでいたので、後片付けをしてから、三脚を出して、夜のキャンプ場の写真を撮る。今日は、満月に近いので、月が明るい。が、強く輝く星も見える。月光に照らされる中、雲がすべる様に速く流れていく。荒れ気味の天気というのも、ダイナミックでいいな。

夜中に、トイレのために、テントの外に出ると、意外なことに、星空が広がっていた。雲が出ているようで、満天ではない。星の数も多くはなくて、天の川は分からない。が、月はもう落ちていて、星の一個一個が明るく輝いている。
テントに戻ってからは、シュラフに潜り込み、頭だけをテントから出して、空を眺めた。
そして、流れ星を幾つか見てから、また、眠るのだった。

吹上高原キャンプ場に張ったテントの中で食べる鳥鍋
こうして写真で見ると、全然、おいしそうじゃないな

吹上高原キャンプ場の夜
強風に木々は揺れ、雲が飛んで行く(加工しています)
(クリックすると大きな画像が開きます)

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