BMW R1150GSで行くツーリング

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BMW R1150GSで行く秋の上州キャンプツーリング
【10月25日(土)】
今週末は、嫁さんがいないので、キャンプ・ツーリング。で、今年は、まだ、利用していない三崎公園キャンプ場を狙っていたのだが、天気予報は、イマイチ。ならな、近場かなということで、他に天気のよさそうなところを探して、結局、長野県と群馬県の県境辺りにあるバラギ高原キャンプ場を目指してみることに決定。この時期に営業しているかどうか、ネットをみても、イマイチ、分からないのだが、開いていなければ、内山牧場キャンプ場に移動すればいいか。
というわけで、近いので、時間に余裕がある。今夜はすき焼きということにして、近所のスーパーで肉以外の材料を買い、割り下を作ったり刻んだりの準備を済ませてパッキング。日本酒も、冷蔵庫に入っていた東北泉の純米吟醸を持った。で、駐車場を出発したのは、10時半頃。
この時間になると、都内の道路は混んでいるが、関越道は渋滞もなく、順調に進む。が、このまま、高速道路のパーキングで昼ご飯というのもつまらない。と、閃いた。永井食堂に行こう。先月の上州ツーリングの帰りに、国道17号線沿いで見つけたのだが、もつ煮で有名で、何かのオートバイの雑誌で見掛けたことがあった。というわけで、本来は、上信越道に入る予定が、真っ直ぐ、関越道を進み、赤城インターで降りる。で、17号線に入り北に向かうと、間もなく、1時半頃に到着。が、駐車場は車で一杯。むむむ、行列もできている。まぁ、でも、ルートを変えてまで来たのだから食べようということで、おとなしく、列に並ぶ。結局、20分くらい待ったのかな、無事、着席。
もつ煮定食は、こんなにたくさんの米は久しぶりという感じのどんぶり飯と一緒に、すぐに、出てきた。で、わしわしと頂いている最中、カウンターの向こう側では、店のおばちゃんが、お客さんの回転を手際よく捌いている。ここでは、持ち帰り用のもつ煮も売っているのだが、お客さんは、ひっきりなし。というわけで、せわしなくて、もつ煮は、もちろん、おいしかったけど、胃に入れただけという感じ。なので、満足感は、いまひとつだった。
17号線を先に進み、国道145号線に入り、今度は、西の方角へ向かう。天気予報では、この辺りは晴れの筈なんだけど、東京から、相変わらずの曇り空が続いている。沿道の景色が寒々しい。途中、この周辺は天狗印枝豆の産地ですというような看板を見掛けた。天狗印枝豆とは枝豆のブランドで、ちょっと高いけど、おいしいので、夏にはよく買っている。この辺りが産地なんだ。
中之条の市街まで来ると、大きいスーパーがあったので、買出し。すき焼き用の肉が4割引になっていたので、奮発して、九州牛を購入。本当は、地元の肉の方がいいんだけど、なかったのもある。他には、惣菜やら明日の朝ご飯を仕入れた。このスーパーの中には、マクドナルドが入っていたけど、こんなところにもあるんだという感じで、地元の子供の楽しみなんだろうな。
永井食堂
永井食堂。自分が並んだ時も、これくらの列の長さだった

中之条の市街のスーパー
買出しをしたスーパー。曇り空がちょっと面白い

浅間山
浅間山

バラギ湖
バラギ湖

雪虫
雪虫。これが、たくさん飛ぶと、本当の雪の様に見える

バラギ高原キャンプ場
それでも、やっぱり、寂しいのう

相変わらずの曇り空の下を、西へ向かう。道路は、少しづつ、高度を上げているが、それに応じて、気温も、少しづつ、下がってきているので、吾妻渓谷辺りまで来ると、紅葉がきれいになってきた。でも、オートバイを停める場所が少なくて、そのまま、素通り。
国道の周りでは、時々、こんなところにこんなものがという感じの巨大な建造物を造っているのが見える。この辺りは、ダムができる予定なので、それ関係なのだろうが、それにしても、大きいというか、背が高い。あの高さからすると、今走っているこの道路も沈むのだろうか。
結局、国道沿いには、ぽつぽつと、大きめのスーパーやコンビニがあって、買出しは早過ぎたかなと思っていると、バラギ湖への分岐に到着。右折をすると、道路は急に高度を上げて、空気も、一段と冷え込んでくる。沿道には紅葉も増えて、特に、葉が黄色くなった針葉樹が目に付く。以前、ちょうど、今頃、富良野へ行った時に、似たような針葉樹の森を見たなと思いながら、走り続ける。
道が分かりづらく、Uターンをしたりして走っていると、辺りが開けてきて、遠くに、浅間山が見えた。今日、初めて見る明るい景色という感じで、写真を撮っておく。そして、先に進むと、間もなく、キャンプ場に到着。が、誰もいない。空は相変わらずの曇り空で、周囲は荒涼としている。さ、寂しい...。うーん、どうしようかなぁ、泊まっても、なんだか、楽しくなさそうだなぁ。どこかの市街のビジネスホテルにでも泊まろうかなぁ。
それでも、取り敢えず、オートバイを停めて、管理人室に行ってみると、人がいた。で、営業しているかどうか聞いてみると、これから閉めようと思っていたとのこと。そうだよなぁ、この季節にこの天気では、普通、キャンプをする人はいないよなぁ。一応、管理人には、写真を撮ってくると言って、サイトの辺りをぶらぶら観察してみる。道路を挟んで反対側には、無印良品系のキャンプ場があって、テントが幾つか見えるが、人は少なく、侘しい限り。サイトから、バラギ湖を一周する遊歩道に入れるので、少し、歩いてみる。
今日は、全く、風がないので、気温は低くても、寒くはない。湖には釣りをしている人がいるが、人工的な音はたまにするだけで、静かで、ひっそりとしている。
写真を撮りながら歩いていると、目の前を、雪のようなかけらがひらひらと舞っているのが見えた。もしやと思い、手を出して、つかまえてみる。そして、そっと手を開くと、おー、やっぱり、雪虫だった。
北海道では有りふれた虫で、今頃、発生して、数が多いと本当の雪のように見える。また、雪虫が舞うと雪が降るとも言われていて、雪とは縁遠いところに住んでいる自分の様な人間にとっては、なんとも、ロマンチックな生き物なのだ。今日は、数匹しか飛んでいなかったけど、本州にもいるとは、知らなかった。
うーん、なんだか、歩いていたら、テントを張りたい気になってきたぞ。気温は低いけど、風がないので、ゆっくりできそうだ。先日の東北ツーリングで泊まった吹上高原キャンプ場は騒がしかったから、今日は、一人、孤独をかこつのもよさそう。
管理人室に再び行って、テントを張りたいと言うと、寒いよとのことで、あまり泊めたくない感じ。それでも、水だけ出ればいいからと言って、使わせてもらうことに。今シーズンは、この週末で終わりとのことなので、こうして、今年最後の客になったのであった。
テントを張り終わると、次は、近くの温泉へ。歩いても行ける距離だが、もう、4時半頃で、予定外に遅くなったので、オートバイで移動。
温泉は空いていて、帰りに、地ビールを買ってから、バラギ高原キャンプ場へ戻る。空は、相変わらずの曇り空。もう、薄暗くなってしまった。管理人のおじさんが帰ろうとしていて、「気をつけて」、「風をひかない様に」みたいなことを言ってくれたが、そんなに大変なところなのか。大逸れたことをやっているような気になってしまう。
外で惣菜をつまみながら、地ビールをのむ。吐く息は白いが、風がないので、寒さはあまり感じない。それでも、すき焼きは、テントの中で、ぬくぬくとやることにする。できることは自宅でやってきたので、準備は簡単。そういえば、キャンプですき焼きというのは初めてだな。牛肉が、旨味の強い東北泉によく合う。フフフ
ラジオをつけながら、ちびちびやっていると、今日は、TBCという仙台の放送局が聞こえている。うまく入るところを適当に選んだだけなのだが、何故、群馬県で、仙台の放送がクリアに聞こえるのだろうか。そういえば、この前の吹上高原キャンプ場では、札幌の放送局を聞きながらの鳥鍋だった。
トイレで外に出ると、吐く息が真っ白。足元も冷たく感じる。意外なことに、時々、目の前の道路を車が通るが、それ以外は、全くの無風ということもあり、静かなもの。
食べ終わって後片付けをするついでに、管理人室の建物に掛けてある温度計を見ると、気温は2度程。しんしんと冷え込んできている感じで、吹上高原キャンプ場より寒い。もう、夜露も降りていて、オートバイやテントが、かなり、濡れている。
その後、三脚を出して写真を撮るが、空は変わらず曇っているようで、星も月も全く見えない。周りの明かりも少ないので、テント以外が真っ暗になってしまい、イマイチな感じ。
今日は、走った距離が短いので、疲れていない。あまり、眠くもない。が、東北泉も空いてしまった。もう、寝るか。
バラギ高原キャンプ場の夜
辺りは、真っ暗
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