BMW R1150GSで行くツーリング

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BMW R1150GSで行く夏の信州
【7月26日(土)】
今週末は嫁さんがいないので、キャンプ・ツーリングと思っていたが、どうも、天気予報がイマイチ。一番肝心の土曜日の夜の予報が荒れ気味になっている。テントの中に降り籠められるのは楽しくない。それでも、既に、ツーリング・モードになっている自分をなだめるために、日帰りで走りに行くことに。
で、行き先は、涼しいところということで、信州。先週も行ったけど、東京から日帰り圏内で涼しいところとなると、やっぱり、信州になるんだよな。それでも、同じところはつまらないので、国道299号線で麦草峠を越えよう。あの辺りは標高が2000m程あるので、真夏でも涼しい。加えて、峠近くの白駒池の周辺には、一度、行ったことがある手頃なハイキング・コースがあるので、歩いてみようか。
駐車場を出発したのは、8時過ぎ。先週同様、また、出遅れてしまった。この時間になると、土曜日の朝の中央道は渋滞必至。なので、東名経由で、東富士五湖道路を走り、御坂峠を越えて中央道に入るルートを選んだ。
東名も渋滞していたが、これくらいは仕方ないかという感じで、大井松田インターで降りて、国道246号線へ。が、こちらも、渋滞。停まると、暑いー。
それでも、しばらくすると、順調に進み出した。ところで、この道路を走るのは何年かぶりなのだが、道路が変わっていた。以前は、川沿いの山裾を削って走っていたのだが、今は、川の上に道路が走っている。走り易くはなっているけど、税金をかけてまで、新たに造る程ではないような気もする。
御殿場に近づいてきたところで、246号線を離れて、県道151号線へ。この道路は、両脇に緑が茂って空気が涼しく気持ちがいいところがあるので好きなのだが、今日は、時間が遅く、空気はなまぬるいだけ。
東富士五湖道路に入ると、道は、しばらく、急な角度で標高を上げる。で、走っていると、みるみる、気温が下がってくるのが分かる。その後の長いトンネルの中も、涼しくて、快適。一息つくという感じ。
トンネルを抜けると、さっきまでのすっきりしない空が、青空に変わっていた。富士山は雲に隠れてしまっているが、やっぱり、青空は気分がいいね。
その後、富士吉田インターで降りて、河口湖畔を経由して、甲府盆地へ抜ける国道137号線へ。そして、途中で、旧道に入り、御坂峠へ向かう。
旧道は、ちょっと、道は狭いが、今日は車も少なく、適度なコーナーが続き、走っていて楽しかった。が、御坂峠まで来ると、結構な観光客がいて、駐車している車も多いので、峠の先のトンネルの手前に、オートバイを停める。
ここまで、暑い中を休憩無しで走ってきた。なので、のどがカラカラ。自動販売機でポカリスエットを買って、一気に飲む。あー、生き返った。
で、オートバイのところに戻って気が付いたのだが、トンネルから冷たい空気が吹き出していて、これが、気持ちいい。この辺りは、標高はそれなりにある筈だが、日なたは暑いので、快適で、動きたくない感じ。
その後は、写真を撮りながら、少しうろうろして、出発。ここには何度も来ているけど、太宰治の富嶽百景の「富士には月見草がよく似合ふ」を刻んだ文学碑があるのは、今回、初めて知ったな。
標高を下げていくと、山梨県側の137号線も、また、道路が新しくなっていた。うーむ。
天気予報
謀ったように、土曜日の夜は雨の予報

御坂峠のトンネルのBMW R1150GS
御坂峠のトンネル。涼風が吹き出している。GSも日陰で一休み

御坂峠からの富士山
御坂峠からの富士山

御射鹿池

御射鹿池

一宮御坂インターから、中央道に入る。が、この辺りの中央道は、甲府盆地の中なので、暑くてたまらん。熱風の中は、走っていても、全然、涼しくならない。
が、甲府盆地を抜けると、標高が上がってきて、段々、涼しくなってくる。結局、この日は、諏訪南インターで降りたのだが、この辺りは、走っていなくても、いられる感じ。いいところですなぁ。
さて、麦草峠に向かう前に、御射鹿池に寄ってみよう。
県道に入り、しばらく走ると、道路は、つづら折りになって、高度を上げる。で、車が少ないのもあり、快適にコーナーをクリアしていると、あっという間に、御射鹿池に到着。
ここには、ちょうど、1年前にも来たけど、相変わらず、静謐で神秘的な雰囲気。湖面に映る青空と緑が美しい。が、写真を撮っていると、人が増えてきたので、そろそろと出発。
県道から、デコボコの細い道を抜けて、国道299号線に出る。そこからも、引き続き、高度を上げていると、空が、段々、曇ってきた。雨にならないと、いいけど。
麦草峠を越えて、少し過ぎると、駐車場を発見。有料だけど、\100ならばいいか。
それにしても、峠の手前からそうだったのだが、涼しくて、気持ちがいい。快適です。
早速、白駒池へのハイキング・コースに向かう。
が、観光バスに乗ってきたらしいおばはんの団体も、ほぼ同じタイミングで、コースの入口に突っ込んできた。うっ、ヤバい、あんな団体の後になったら、五月蝿くてたまらんと思いながら、間一髪で、先行。やれやれ。
それでも、写真を撮りながらだとペースが上がらず、結局、後ろから、おばはん連中の喚声を聞きながら歩くのだった...
このコースは、しばらく、森の中を歩くのだが、この森には、ちょっと、特別な雰囲気がある。
ひとつは、コケが、地面や木の根元にびっしり生えていて、もうひとつは、地面に石が多いので、木の根が剥き出しになっているために、根元が奇妙な形をしている木が多く、加えて、コケのために、独特な景観になっているのだ。今日は、乾燥気味で、そうでもないが、雨が降った後や、雨の最中に来ると、かなり、神秘的な気配がしそう。
10分程で、白駒池に到着。が、空は雲に覆われ、どこかで、雷がゴロゴロ鳴っている。ここで、コースが分かれるのだが、あんまり、のんびりはできなさそうなので、一周はしないで、湖畔の手前側にあるキャンプ場を経由して、駐車場に戻ることにする。
湖畔のコースは、人がすくなく、静かで、淡々と歩いていると、すぐに、キャンプ場に到着。ここのサイトは、森の中を切り開いた一角で、板が設置されているところにテントを張るようになっている。既に、テントが幾つか張ってあるが、泊まっているのは、登山らしき若者のグループばかり。学生かな。まぁ、ライダーが来る感じではない。
帰り道に、背負子で、野菜が入っているらしきダンボールを幾つも背負っている若者がいた。キャンプ場には、山小屋のような宿泊施設もあるので、そこまで、運ぶのだろう。大変だな。
さて、駐車場に戻り、出発。国道を下っていくと、段々、気温が上がってくるが、まだ、我慢できる感じだ。
国道141号線に入り、須玉インターに向かう。が、まだ、時間は3時過ぎで、もう少し、寄り道をしたい気分。なので、3年前の秋に、偶然、立ち寄った獅子岩駐車場へ向かうことにする。
白駒池周辺の森
白駒池周辺の森。写真は、色が抜けてしまっている感じ。
ホワイトバランスがよくなかったか

白駒池
白駒池

白駒池のキャンプ場
キャンプ場。正面向こう側が白駒池
白駒池周辺の森
地面や木の根元には、コケが密生している
BMW R1150GSと獅子岩駐車場からの八ヶ岳
八ヶ岳の裾野に光が射す
野辺山の天文台を通り過ぎ、記憶にある道を辿ると、直に、獅子岩駐車場に到着。そして、目の前には、八ヶ岳の裾野が雄大に広がっていた。曇り空で、八ヶ岳も雲に隠れているが、この広大な眺めは、本当に、素晴らしい。しばらく眺めていると、雲が切れて、太陽光が射し込み、裾野の一部が明るく照らされた。うーん、ますます、雄大だ。
ここは、登山のベースになっているようで、駐車場には、山を登ってきたらしき人がチラホラいる。後から、ライダーが来て、オートバイを入れて写真を撮っている。うんうん、分かるなぁ、その気持ち。
その後は、国道の方向にオートバイを向けるが、道がよく分からない。前回もそうだったなぁと思いながら適当に走っていると、工事のために迂回との看板があったので、それらしき方へ道を曲がる。が、道は極端に狭くなって、どう考えても行き止まりの気配。で、Uターンをすると、急坂で切り替えしが難しく、あわわわ、立ちゴケしそうになったぞ。あー、やばかった。
再び、国道の方向にオートバイを向けるが、相変わらず、確信が無いまま、先に進んでいる。
あれ、なんだか、この景色には見覚えがあるな。あっ、そうだ、前回来た時も、ここを走ったぞ。でも、あの時は、Uターンをしたかなぁ。憶えてないなぁと思いながら、ずるずると先に進む。と、周りは全て農地になり、道幅も狭くなってきた。車は通れないかもしれない。それでも、先に進めるので、まだ、走り続ける。くたびれてきたので、戻るのが面倒なのだ。
が、無事に、幅の広い道に出て、国道への標識も発見。ふー、よかった。
須玉インターに差し掛かる頃に、ぼたぼたと雨が落ちてきたが、その後は続かず。そして、甲府盆地に入ると、まだ、熱気が、むんむんと残っていたが、勝沼の辺りに近づいてくると、路面が濡れ始めた。雨が降ったらしく、湿度は高いが、これがひんやりして涼しい。
笹子トンネルを抜けると、湿度はさらに上がり、水の中を走っているよう。空もどんよりして、今にも、雨というか雷雨が来そうな不気味な気配。降られたくないなぁ。
それでも、くたびれたので、次の初狩パーキングで休憩。オートバイを停めて、一息すると、ヒグラシの鳴き声がけたたましい。
結局、その後も、降られることなく、駐車場に到着。山は、天気予報通り、荒れ気味の感じだったので、まぁ、日帰りで正解だったかな。
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