BMW R1150GSで行くツーリング

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BMW R1150GSで行く夏の信州
【7月20日(日)】
東京は、7月に入って、ようやく、雨の降らない週末がきたが、車検を忘れていたり、オートバイのカギを失くしたりで、ゴールデンウィーク以来、走ることができないでいた。が、この3連休の天気はまぁまぁのようなので、昨日、車検が終わって取りに行ってきたGSに跨り、日帰りで信州に出掛けた。
今日は連休中日なので、高速道路の渋滞は無いだろうと思い、のんびりと8時頃に駐車場を出発。が、関越道は車が多く、渋滞も少しだが発生。面倒だなと思いつつやり過ごし、上信越道に入る。
少し走ると空気が涼しくなってきた。ここまで、暑くてたまらず、サービスエリアに入る気も起きなかったので、一息という感じ。で、先の横川サービスエリアで休憩。が、気温は下がったが、人が多い。うーむ、3連休だからなぁ。
今日は、なんとなく、ビーナスラインだなと思っていたのだが、ルートを決めていない。空を見上げると、基本的に晴れているが、方角によっては雲が多い。これだと、ビーナスラインからの眺めは微妙な感じだが、何より、涼しいところに行きたいので、北側から美ヶ原高原に登り、ビーナスラインを南下するルートに決定。
佐久インターで降りて、佐久の市街を通ると、連休の観光客か、車が多い。おまけに、蒸しっと暑く、太陽にじりじりと焦がされながら渋滞を抜けて、国道142号線に入る。しばらく走った辺りのこの国道は、旧中山道と並行していて、道路沿いに旧跡が多く、案内がたくさんある。
笠取峠まで来ると、標高が上がってきたので、空気が涼しくなった。ふー。峠の坂を登っていると、国道のすぐ脇に松並木が見える。地図を確認したいのもあったので、そちらに入ってみるが、松並木は走行禁止。近くに、駐車場があったので、とりあえず、オートバイを停める。
案内板によると、ここ笠取峠も中仙道の旧跡のひとつで、茶屋が復元されていたり、湧き水があった。ハイカーもいるが、中仙道を辿っているような雰囲気。
アジサイが、まだ、鮮やかに咲いていたので写真を撮っていると、葉っぱにアマガエルがじっと掴まっていた。なかなか、動かないけど、カエル的には、見つかっていないことになっているのだろうか。改めて、眺めると、かわいいねぇ。
ここは、並木に沿って水道があって、結構な勢いで水が流れている。松並木が日陰を作っているのもあって、涼しげな感じ。後から来たカップルは、足だけを浸けてお弁当を食べている。なんだか、微笑ましい。
アジサイの花の裏のアマガエル
アジサイの花の裏の葉にはアマガエル

ホタルブクロに掴まっているトンボ
トンボがホタルブクロにつかまっていた

美ヶ原近辺のBMW R1150GS
美ヶ原近くの白樺林

ニッコウキスゲ
霧ヶ峰の近くでは、まだ、ニッコウキスゲが咲いていた

国道152号線経由で県道に入り、西の方向へ向かう。今日は、さすがに、オートバイが多い。途中、3台程のグループに追いついたが、その中で、いかにも初心者ですという感じの女の子が、ハーレーに乗っていた。見ているこっちが心配になる程、ぎこちない。無事、家に帰れたのだろうか。
ここは、交通量は少ない道路だが、途中、何気ないところで、車が何台か曲がっていく。福寿草の群生地と標識があったが、季節が違うよなぁと思いながら走り過ぎると、あじさいがたくさん咲いているのがちらりと見えた。帰ってから調べると、その通りで、武石アジサイ公園というらしい。
さて、いよいよ、美ヶ原に向かう道路に入り、高度を上げる。と、先に、ライムグリーンのカワサキが見えた。マフラーを替えていて、いかにも飛ばしますという感じ。先程、県道で自分を抜かして行った2台だが、先行する車に阻まれている。が、しばらく、車の後を走っていると、間合いを見つけて追い越して行った。自分も後に続く。道路は狭く、おまけに、対向車も結構あるのだが、かなり飛ばす。それでも、タイトなコーナーをクリアして、しばらく、後を付いて行く。おっ、オレサマも、まだまだ行けるじゃん。キャンプ道具を積んでいないので、オートバイが軽いのもある。
が、段々、くたびれてきた。路面も荒れてきた。で、ある程度、距離ができてしまったので、こちらは、スピードダウン。うーん、はえーなー。でも、あれは、ライディング・テクニックというよりは、命知らずなだけだなと負け惜しみのひとつも言っておこう。
のんびりペースに切り替えて標高を上げていくと、白樺林に出た。幹はちょっと黒っぽいけど、何故か、この辺りだけ、白樺が群生していて、緑が鮮やか。前回、いつ、この道路を通ったのか記憶は無いけど、こんな林があったかな。オートバイを停めて写真を撮る。
その後、白樺林から美ヶ原まではすぐだったが、生憎の曇り空で、景色はイマイチ。空気も期待した程には涼しくなく、ぬるい感じ。なので、ちょっと、停まっただけで、出発。
が、霧ヶ峰方面に向かうも、前方に観光バスでもいるのか、のろのろペースが続く。おまけに、目の前は、ぶりぶりと五月蝿いハーレー。イライラしつつ、走り続ける。
霧ヶ峰駐車場の近くまで来ると、道路脇に、ニッコウキスゲが咲いていたので、写真をパチリ。まだ、咲いてたんだな。
霧ヶ峰の駐車場のところの交差点で、白樺湖方面に左折をしようと思い、左を見ると、えっ、車の列が見える。駐車場へでも入る車かなと思いながら、よく見ると、渋滞らしい...。渋滞しているビーナスラインなんて、初めて。もう、走る気は失せて、Uターンしようと、取り敢えず、目の前の細い道に入る。路上駐車が多くて、転回できないので、しばらく進むと、駐車の車がなくなった。すると、その先は、道の両側に草地が広がり、前方には、真っ直ぐに道路が伸びている、なかなかのロケーション。へー、こんなところがあったんだと思いつつ、オートバイを路肩に停める。
写真を撮っていると、対向車が、時々、走って来る。ということは、この道は、どこかに抜けられるということか。で、地図を見ると、どうも、下界に出られるようだ。知らなかった。
せっかくなので、この道路で、ビーナスラインを脱出しようと思い、下っていく。と、道路から、小さな沼が見下ろせた。どうも、湿原のような気配。さらに下ると、駐車場があったので、再び、オートバイを停める。案内板を見ると、霧ヶ峰湿原というらしい。途中、湿原への入口らしきものがあったので、少し戻るけど、歩いて行ってみよう。
が、昼過ぎの湿原は、ちょっと、暑かった。加えて、生き物の気配もしないので、イマイチ、つまらない。なので、適当なところで折り返す。それでも、時々、人とすれ違ったので、それなりに有名なところなのかもしれない。
湿原を出て道路を歩いていると、この辺りからは、谷に囲まれた湿原が一望できる。植物に覆われた緑の谷。ちょっと怖いくらいの生命力を感じるな。
その後は、道を間違えて、遠回りをしてしまいつつ、茅野の市街へ。すっかり、暑くなったが、おみやげを買って帰ろう。まづは、自分へのおみやげとして、何度か来たことがある日本酒の品揃えがいい市街の酒屋へ。
駐車場にオートバイを入れると、丁度、ご主人らしき人が水を撒いていたのだが、知り合いのような笑顔で、こちらに近づいてくる。えっ、人違いでもされているのかなと思っていると、ご主人も、BMWのオートバイに乗っているとのこと。そういうことですか。
で、酒を選んだ後、ご主人が、「ちょっと見る?」というような感じで、店の裏に連れて行ってくれたのだが、そこには、Rが置いてあった。時々、昼に、ビーナスラインに行って来るらしい。この辺りは、日陰に入るとエアコンが無くても涼しいんだなと思いながら、そんな話を聞くのだった。
そして、嫁さんへのおみやげは、そばドラ・ブルーベリーというわけで、茅野駅へ。いつもの店は改装中だったが、別の店で、無事、発見。オートバイに戻ると、空には、いかにも、夏だなという感じの入道雲が湧いている。
その後は、諏訪インターから中央道に入ったが、勝沼辺りから、渋滞にはまり、連休中日なのにと思いつつ、帰るのだった。
霧ヶ峰湿原へ続く道
霧ヶ峰湿原へ続く道。空が広い

霧ヶ峰湿原
霧ヶ峰湿原。緑に埋め尽くされていた

茅野駅で見た入道雲
茅野駅で見た入道雲。夏です

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