BMW R1150GSで行くツーリング

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BMW R1150GSで行くGWの東北キャンプツーリング
【5月3日(木)】
当日のルート(白石IC〜三崎公園キャンプ場)
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今日は、3時に起きられた。今週は、2日しか会社に行っていないので、体が楽だ。今日から2泊3日で、東北を回る。この季節は毎年恒例になったが、今夜は、鳥海山近辺のキャンプ場に泊まるつもりだ。
4時には、駐車場を出発。首都高を走り、川口ジャンクションの手前で、空が明るくなってきた。頭上は曇っているが、進行方向は晴れているようだ。
東北道に入ると、交通状況を示す掲示板に、鹿沼から先13Kmの渋滞とある。まだ、5時前だよ。夜中に出発している人達なのだろうか。
路面が濡れている。道路の周りを見ると、盆地の底から霧が上っている。夕べは雨が降ったのだろうか。気温表示板は9度。少し寒い。
断続的な渋滞をクリアしつつ先に進む。早めに家を出れたので、渋滞も、まだ、それ程長くない。
日が登るに連れ、表示板の温度が、13度、18度、20度と順調に上がっていく。空も青い。いい日になりそうだ。
8時半頃には、国見サービスエリアに到着。今年は順調だ。ところで、もう、鳥海山周辺は行ったことがある場所が多いので、どこかで寄り道をしようと地図を眺める。ここからだと蔵王が近いけど行ったことあるしなぁと思っていると、有名な御釜を見たことがないのに気がついた。ならば、蔵王経由で山形市内に入り、もう一度、高速道路に乗って酒田に向かうことにしよう。
白石インターで東北道を降り、蔵王に向かう。途中の道路には、何か分からないが果物の木が白い花をつけ、その向こうには、青空の下、冠雪した蔵王の山々が聳えている。春の東北には何度も来ているけど、こんな景色を見たのは初めて。いいねぇ。
遠刈田温泉を過ぎ、エコーラインに入る。道路の様子が一変して、坂は急になり、コーナーがタイトになる。が、なんか、オートバイの様子が変。コーナーで、リアが滑っている感じがする。何度かコーナーを曲がって、さすがにこれはおかしいと思い、路肩にオートバイを停める。で、リアタイヤを見ると、一目で分かるほど空気が抜けている。パンクだ。ついてない。とにかく、ここでは、どうにもならないので、Uターンをして、ゆっくりと、山を下る。コーナーが怖い。反対車線をオートバイのグループが気持ちよさそうに走っていく。あー、ついてないなぁ...
那須高原サービスエリアの樹
那須高原サービスエリアの樹。芽吹き始めている
青根温泉からの景色
パンク後、仙台市内へ向かう途中の青根温泉からの景色。山の一部が桜で色づいている
エコーラインから出て、近くのドライブインの駐車場にオートバイを停めさせてもらい、メインスタンドを立てて、リアの荷物を外し、タイヤの点検をする。タイヤの位置を少しづつずらして見ると、金属片が刺さっていた。工具で、金属片の位置を少し動かすと、シューといって、空気が抜けるのが分かる。やっぱり、パンクだ。はー、ついてないなぁ。車載工具にパンクのリペアキットがあるが、これは、あくまで、応急処置用で、長距離は走れないので、このままツーリングを続けるには、タイヤを交換するしかない。ならば、空気の漏れはゆっくりしているので、空気を継ぎ足しながら、だましだまし、最寄のディーラーまで行こう。が、ゴールデンウィーク中で休みの可能性もあるので、事前に電話をしておくことにする。
いつも、持ち歩いているディーラー一覧を見ると、山形市内に一軒ある。が、携帯で電話をしても、番号が使われていない旨のメッセージが流れる。番号が変わったのかと思い、普段、世話になっているディーラーに電話をすると、山形のディーラーはなくなったとのこと。がーん。持ち歩いている一覧は古いからなぁ。新しくしておかないと。となると、最寄は仙台だ。こちらは、無事、電話はつながり、タイヤの在庫もあるとのこと。いつも持ち歩いている小型の空気入れでなるべくたくさん空気を詰め込んでから、仙台市内に向けて出発。幸い、ここからだと国道457号線から286号線に入れば、道なりで市内に入れる。日射しが強くて暑い。
少し走ると、ゆっくりならば問題はなさそうだ。が、スピードアップもできない。早く修理をしたいのが、もどかしい。途中の国道286号線沿いには、釜房湖という湖があり、湖面の先の山々がとてもきれい。反対車線は、仙台市外へ向かう自動車で渋滞している。ゴールデンウィークですな。あと、国道沿いに「よーい丼」という変わった店もあった。店の表には、「イナバウアー丼」などという看板があったぞ。
結局、1時間ほどで、ディーラーのPlatz Sendaiに到着。事情を話すと、早速、タイヤ交換に取り掛かってくれた。店内に入ると、G650 Xchallegeが展示されている。うひゃー、こりゃ、また、オフに寄らせたなぁ。倒立フォークじゃん。格好いいなぁ。でも、パニアは付かないようだ。うーん、ということは、日帰り林道ツーリング専用か。今のGSに加えて、もう一台というならいいけど、リプレースはできないな。
待っている間は、店内のスペースで、常連さんと一緒にコーヒーを頂く。その中に、たまたま、1200GSに乗っている方がいて、GS談義になった。ゴールデンウィーク中も仕事で、終わったら、走りにいくとのこと。まぁ、確かに、そっちの方が空いていていいな。最後は、お店の方も入って、オートバイの話で盛り上がる。
結局、1時間程で再出発ができた。時間は、12時半過ぎ。でも、待っている間の会話は楽しくて、それはそれで、よかった。
仙台市内から有料道路に入り、東北道経由で、酒田に向かう。いつも使っている寒河江サービスエリアに入ると、関東ナンバーのオートバイが何台か停まっているが、この時間にここにいるということは、渋滞が大変だったろうなぁ。
さて、まだ、昼ご飯を食べていないない。が、食堂は混んでいるので、おにぎりと玉こんにゃくでいいにする。陽気は暖かく、ぽかぽかだ。
酒田までは、毎年停まっている月山湖パーキングで写真を撮っただけで、他に寄り道をせずに向かう。今年は、月山周辺の道路沿いの雪が少ないようだ。暖かくて雪が溶けるのが早いのだろうか。
湯殿山インターから再び山形自動車道に入り、酒田インターで降りる。こちらも、毎度の木川屋さんへ寄る。
店内で日本酒を物色していると、ご主人が出てきて、隣にあるどぶろく醸造の施設を見せて頂いた。酒田市がどぶろく特区になったということで、免許を申請中とのことだ。結局、ここでも、話が盛り上がってしまい、30分以上過ぎてから出発。結局、日本酒は、上喜元の穀良都という米を使った純米大吟醸と東北泉の山居倉庫を買った。ちなみに、月山周辺の雪が少なかったのは、今年は、そもそも、雪があまり降らなかったからとのこと。例年ならば毎日やる除雪が、今年は数回だけだったそうだ。
外に出ると、空は曇り、気温も明らかに下がっている。肌寒い。天気が持ってくれればいいんだけど。
北上し、4時半頃に、三崎公園キャンプ場に寄ると、5張り程のテントがある。騒ぎそうな様子のテントもなかったので、もう、テントを張ってしまおう。時間が遅いのと、雨が降ってきそうな気配もあるので、飛の崩キャンプ場まで行く気にはなれない。テントを張って、受付をしてからは、毎度の通り、象潟の道の駅にある温泉へ向かう。
道の駅は、相変わらず、ゴールデンウィークで人が多い。温泉は、さくっと済ませる。温泉を出て、涼みながら、外を見ると、空はどんよりと曇っている。今にも降り出しそうだ。大丈夫かなぁ。
外に出て、これも毎度の海産物を扱っている店に行ってみると、岩牡蠣があった。が、今年は、ちゃんと、石川産と書いてある。そうだよな、この季節に象潟産の牡蠣があるわけがない。石川産でもいいので、2個買って、ついでに隣の八百屋でレモンも手に入れて、出発。キャンプ場に着くまで降ってくれるなよ。
お次は、これも毎度のマックスバリュ。ちょっと迷ってから到着すると、夕陽が曇り空から覗いて、なかなか、きれいだ。
が、相変わらず、品揃えはイマイチ。生そばまできらしてある。仕方ないので、稲庭饂飩と適当な惣菜を買う。酒があるかどうか憶えていなかったので、ビールと氷、明日の朝のパンは、道の駅近くのコンビニで買っておいたけど、置いてたな。
月山
月山。今年は雪が少ない

BMW R1150GSのタイヤと三崎公園キャンプ場でのんだ上喜元
その日、キャンプ場でのんだ上喜元

象潟の夕陽
象潟の夕陽

三崎公園キャンプ場の夜
いい夜です
結局、三崎公園キャンプ場までは、雨に降られないですんだ。時間は6時半頃。テントの数は増えていない。今夜は、静かそうだ。よかった。
まずは、ビールを開ける。旨いねぇ、はー、幸せ。辺りは、もう、大分、薄暗い。空を見上げると、松の枝振りが、モコモコと入道雲のようでおもしろい。気温は少し低いが、寒くはない。頬を撫でる風が気持ちいい。雨も大丈夫かな。
惣菜をつまんだ後は、岩ガキ。毎年、同じことやっているけど、やっぱり、旨いなぁ。上喜元も、旨いっす。
周りのキャンパーは、ライダー、登山者、カップル等で騒ぐ連中はいない。いい雰囲気だ。
その後は、稲庭饂飩を茹でて、日本酒をちびちび進める。
ぼんやりしていると、ガタっと音がしてイスが崩れた。見ると、ネジ穴が削れて、ボルトが外れている。とりあえず、直しはしたけど、そのうち、ダメになりそうだな。
だんだん、風が出て、気温も下がってきた。ジャケットを着る。日本酒が、冷えてきた。
このキャンプ場は海岸沿いにあり、小さな湾を挟んだ対岸に羽越本線が走っている。時々、そこを、電車が客車の明かりを入江の海面に落としながら、ガタガタと音を立てて走り去っていく。羽越本線と並行している国道の車は、テールランプの軌跡と共に消えて行く。はー、旅に来たんだなぁ。いい気分。
今回は、焚火台を持ってきたのだが、使う気がしない。そんな光をぼんやりと眺めているだけで、十分。
今日は、一時はどうなるかと思ったが、結局、丸く収まった。結果的には、いろいろな話が聞けて楽しかったな。
心地いい酔いの中で、夜が更けていきます...
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