BMW R1150GSで行くツーリング

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BMW R1150GSで行く2006北海道キャンプツーリング
【8月16日(水)】
当日のルート
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今の仕事に変わってから、長期の予定というものが立てにくくなった。北海道に行くにしても、きっちり、1,2ヶ月前からフェリーを予約して、行き先を調べて、ということをしたことがない。いつも、1,2週間前くらいになって、ばたばたと休みが取れて、慌てて段取りをする。今年は、6月に1週間の休みを取ってしまったので、夏の北海道は諦めていたのだが、突然、1週間程前に、お盆休みが取れることになった。また、ばたばただが、休みが取れたんだから文句はない。
今回の休みは、週末も合わせて4,5日。この長さだと、東北かなと思いながらも、何故か、北海道へ渡る段取りを調べている。フェリーだと時間がもったいないのと、こんな直前にお盆の予約が取れるはずもないので、自分は飛行機で行って、オートバイは、別途、船で送る段取りを調べる。オートバイ輸送のサービスを提供しているトーリクは問題なし。が、帰りの飛行機が一杯。そりゃ、お盆だもんなと思いながら、キャンセル待ちをすると、数時間後に席が空いた旨を知らせるメールが来た。うーん、これは、北海道が呼んでいるに違いない。ということで、まだ、休みの開始日が決まっていないが、オートバイを預けたり、調べものをしたりと、北海道行きの段取りを進めた。
結局、前日に、無事、5連休を取れることになったので、予約だけしておいた、往きの飛行機の決済をする。
でも、なんだか、気分が浮かない。というのも、天気予報が悪すぎるのだ。これから5日間の道内は、全道的に曇りか雨。晴れマークはほとんどない。北海道は広いので、大抵、晴れている所はあるものだが、それがほとんどない。しかも、台風の影響で荒れる可能性ありとのこと。
うーん、どうしよう。雨の中の一人のキャンプは、あまり楽しくないしなぁ。市内のビジネスホテルにでも泊って、飲み歩きかなぁ。ムムム...
当日の朝は、東京は雨。搭乗口に表示されている札幌の天気も雨。
青森の上空辺りでは少し雲が切れて、地上が見えたが、千歳空港に近づくと、また、雲に覆われた。
千歳空港に着いて、ターミナルの外に出ると、雨はやんでいるが、少し蒸している。北海道らしくない。
オートバイがある苫小牧の倉庫まではバスなのだが、車中は、今日、どこに行くかを決めるために、携帯の天気予報と睨めっこをする。あちこち見ているとピンポイント天気予報というものを見つけて、これは、町村くらいの粒度で予報を見れるらしい。有料なのだが、\105円/月なので、迷わず登録をして使ってみると、これ、相当、便利。3時間毎の予報を見ることができて、おまけに、現在の雨雲レーダーまである。
北海道中の予報を隈無く見ると、道南方面は、まぁまぁのようで、なぜか、倶知安には晴れマークがついている。なんだが、信じられないが、道北も道東もよくないので、今日は、ニセコ周辺かな。そういえば、まだ、積丹半島に行ったことがないので、支笏湖、ニセコを経由して、今夜は積丹のキャンプ場にでも泊まろう。
バスを降りると、まづは、帰りのバスの時刻表を確認してから、倉庫まで歩く。無事、オートバイを引き取って、10時過ぎに出発。苫小牧市内も、結構、気温は高く、街中の気温表示板には24度とあった。2年前より、5度程高い。今回は、天気予報が悪かったので、寒いだろうと、冬用のジャケットを持ってきたのだが、これだと、少し暑い。
支笏湖に向けて走るが、なんだか、北海道を走っている実感がない。やっぱり、フェリーで上陸した方が、気分は盛り上がるな。
支笏湖に近づくと、だんだん、霧が出てきた。雨も降ってきたので、オートバイを停めて、カッパを着る。今回は、毎日、カッパのお世話になるのかなぁ。
支笏湖は、霧で真っ白で、湖面は全く見えない。雨の降りも、結構、強い。対向車線のライダーも、みんな、カッパを着ている。が、しばらく走って、ニセコに近づいてくると、雨はやんできた。広い空には、青い部分も見える。対向車線のライダーで、カッパを着ている人もいなくなった。雨を覚悟していたので、これは、うれしい。ライダーで、雨もまたよしのようなことを言う人もいるが、自分は、やっぱり、晴れの方がいいな。まぁ、雨のツーリングの方が、記憶には強く残るんだけど。
まづは、噴出公園に向かう。ここの湧き水は、昨年秋の嫁さんとの北海道旅行で泊まったホテルにあって、やたらとおいしかったので、時々、取り寄せをしている。なので、一度、本物を飲んでみたい。
駐車場にオートバイを停めて、カッパを脱いでから、湧き出し口に向かう。と、思ったら、ペットボトルを持っていない。近くの売店に行くと、500mlの空のペットボトルを\100で売っている。高いなぁと思いながらも、仕方ないので、買ってから、歩き出す。数分で、湧き出している所に着いた。最初は、湧き出し口が何個かあるくらいのものを想像していたのだが、実際は、水量豊富な清流があって、そこから、樋で、水を飲めるようにしてある。思っていたより、全然、規模が大きい。すごいな、これ。川石にはコケが生えていて、緑色がとてもきれい。透明な水流とよく調和している。この辺りは、気温も低くなっていて、気持ちがいい。
大量のポリタンクで汲みに来ている人には興ざめだが、広いので、観光客も多いが、それ程、気にならない。
もちろん、水もおいしい。冷たくて、軟水で、まろやか。ゴクゴク飲んで、顔を洗った後、ペットボトルに汲む。まぁ、この場で飲むのが一番おいしいんだけどね。
雨の羽田空港
雨の羽田空港

噴出公園の清流
噴出公園の清流

ニセコのひまわり畑
ニセコのひまわり畑

BMW R1150GSとニセコのひまわり畑
黄色が似合います

駐車場に戻って、出発の準備をしていると、駐車場の係員のおじさんが声をかけてきた。世間話をして、これから、積丹半島に向かうと言うと、積丹半島のホロムイというところの海がきれいとのこと。忘れないように、ツーリングマップルで確認をしようとすると、出ていないので、おじさんに、大体の場所だけ教えてもらう。最近のツーリングマップルは基本的な情報の量が減って、使いにくい。
公園を出て少しのところで、羊蹄山の写真を撮るために、道路際にオートバイを停めた。といっても、雲がかかっていて、ほとんど見えない。ちなみに、羊蹄山の正式な名称は『後方羊蹄山」で、これで、「シリベシ山」と読む。今回、往復の飛行機で読もうと持ってきた「北海道探検記」(本多勝一、朝日文庫)によると、この当て字の由来は、「「シリヘ」が後方で、「シ」が羊蹄(植物のギシギシの漢名。これを昔はシといっていた)なのだ。」とある。アイヌ名では、マッカリヌプリというそうだが、もう、滅茶苦茶。
写真を撮っていると、タンデムのアフリカツインが、2人とも、派手にピースサインを出しながら、通り過ぎて行く。うれしいなぁ。後ろに乗っているのは、人影が小さかったので、子供なのかもしれない。なんだか、ようやく、旅の気分が盛り上がってきたぞ。
羊蹄山を時計回りに半周程して、ニセコパノラマライン方面に向かう。空は、どんよりとした曇り空になってきた。青空の部分はもうない。
ニセコ駅の近くを過ぎた辺りで、前方に、路上駐車の車が何台か見えた。何かと思っていると、道路際に、ひまわり畑があった。曇り空なので、ひまわりの黄色がイマイチ映えないが、それでも、きれいだ。
そろそろ、昼ご飯を食べたいので、走りながら、沿道の店を探す。が、この辺りは、場所柄、こじゃれた店が多いので、おっさんの一人旅だと入りづらいなぁと思っている間に、道は、ぐいぐい標高を上げ、ニセコパノラマラインに入って行く。
だんだん、霧が出てきた。眺めがないので、淡々とコーナーをクリアしていく。対向車もあまりない。標高が上がるに連れ、幹が妙に白い木が増えてきた。なんだか、枯れ木のようにも見えて、不気味だ。流れていく霧と合わせて、妖しい気配になってきた。
いつ間にか、峠を越えたらしい。峠の標識が、あるのかないのか、気がつかなかった。峠を越えた日本海側は、雨が降っているかもと思っていたが、天候は、特に、変化はないようだ。が、しばらく、下って行くと、おおっ、海岸線辺りが青く見えてきた。積丹半島方面は晴れているみたいだ。またまた、うれしいなぁ。
岩内の平野のきれいに区画されて畑が見えてきた。標高が下がってくると、セミの鳴き声が大きくなってくる。といっても、ジー・ジー・ジーと鳴いているので、本州のセミとは種類が違う。
岩内の市街は、日が照っていた。それはいいのだが、今度は、暑い。暑いぞ。湿度も高くて、北海道らしくない暑さだ。
岩内に来るのは2度目になる。前回は、道の駅で休憩していたら、突然、女の人に、岩内に何をしに来たのかと聞かれ、びっくりした思い出がある。結局、その人は、新聞記者で、岩内の取材に来ていたのだった。その時の自分には、通り道に、たまたまあった街でしかなかったので、正直にそう言ったら、隣の人に移って行った。そういえば、その時、岩内は映画の飢餓海峡の舞台になったというようなことを聞いて、そのうち見ようと思ったのだが、忘れてた。家に帰ったら、見よう。
街の中を昼ご飯の店を探してうろうろする。噴出公園のおじさんが、積丹半島はウニがうまいとも言っており、後で、食べるつもりなので、ここでは、普通のものがいい。
ラーメン屋を見つけて、オートバイを停めて入る。
うっ、店の中が暑い。冷房がないんだろうなぁ。ビールを飲んで、テレビを見ているおやじがいるので、客かと思ったら、店の人だった。自分が入ったら、慌てて、厨房に行った。もう、2時近いので、休憩でもしていたのか。それにしても、客が来るかもしれないのに、客用の席で、堂々とビールを飲んでいるとは。
中華丼が特製らしいので、注文をする。他の客は地元の高校生か、学生が2人。店内は、いかにもという感じの地方のラーメン屋で、古くて、材料やら使わない椅子やらが乱雑に置いてある。まぁ、こういう雰囲気も嫌いではない。
中華丼の方は、具に貝がたくさん入っていた。これが、特製の所以なのか、結構、おいしい。調理が終わると、またもや、おやじが席に戻ってビールを飲み出した。奥さんと思しき人が、細々と働いている一方で、おやじの方は、ビールを飲みながら、タバコを吸って、2時間もののドラマの再放送らしき番組を見ている。奥さんは、旦那と思われるこの男のことを、どう思っているのか。
生活に疲れ、夫に愛想を尽かし、不倫相手と札幌に消えた妻、呆然と立ち尽くすおやじ...などとモーソーをしながら、中華丼をかき込んだ。
ニセコパノラマライン
妖しい気配のニセコパノラマライン

ニセコパノラマラインからの積丹半島方面の景色
日本海側は晴れているらしい

神威岬の海
神威岬の海。どうして、こんなに青いのだろう

神威岩
神威岩

積丹方面に向かって走り始める。しばらくすると、海岸線の近くを走るようになった。標識で、泊村に入ったのが分かる。原発があるので、名前だけは、なんとなく聞いたことがあったが、積丹半島にあるとは知らなかった。
泊村の中心部なのか、沿道には、立派な建物が連続して現れる。公民館やら、商工会の建物やら、市役所等、こんな所にこんなものが、というのが多い。原発の補助金で建てたんだろうけど、もう少し、他の使い道はなかったのか。自分は、原発は、ある程度は仕方ないと思っているが、この補助金の使い方はどうかと思う。箱モノばかり作ったって、中身が伴わないだろうから、これなら、村の人に、直接、現金で配ってしまった方が、まだ、効果的なのでは。まぁ、建前上、そうは、いかないんだろうけど。
それにしても、走っていても、暑い。岩内のガソリン・スタンドの人も、今年は暑いと言っていた。この辺りは、場所柄、トンネルが多いのだが、トンネルの中は涼しくて助かる。
半島の先端に来るに連れ、海がきれいになってきた。途中、路面が普通のアスファルトではなく鉄の網のようになっている橋を通ったが、2年前の台風で破壊された橋らしい。北海道開発局のページに、その時の被害状況があるが、凄まじい壊れ方をしている。現在の橋も、まだ、仮橋のようだ。一周道路が完成したのが、10年前の96年ということを考えても、この辺りの自然の厳しさが分かる。
さて、3時頃に、神威岬の駐車場に到着。何も調べてきていないので、よく分からないが、神威岬までは、少し歩くらしい。
歩道に入ると、観光客が多い。しばらくすと、木製の門があって、女人禁制の文字がある。もちろん、今は違うが、昔は、そうだったらしい。が、すごい違和感。北海道に、こんな「和」な概念があったのか。
ネットでしか調べていないのだが、どうも、女人禁制には、様々な要素が絡み合っていて、一般的な由来というものは言えないようだ。例えば、仏教に関しては、四国に流されていく法然に対して、室津の遊女が帰依をしたという有名な話がある。これは、当時、女性は不浄で成仏できないされており、遊女という身分であることと共に、女性であることにより、来世も苦しまなくてはならない自分を嘆き悲しんでのことだった。このような蔑視が要因のひとつらしいが、他にも、神道や修験道、女性の体力等の様々な要因が関係しているようだ。
神威岬の女人禁制に関しては、ネットで調べた範囲では、神威岬から北に女性を連れて行くことを禁止するという形で、松前藩が決めたものらしい。その理由としては、自由に人を行き来させたくなかった松前藩の政治・経済的なものというのが、納得感がある。
岬の先端に向かって、細々と歩道が続いている。足下はしっかりしているが、高いところがダメな人は、結構、厳しいかもしれない。
見下ろすと、海が青い。感動的な青さ。なんとも形容できないが、透明で、深い、深い青色。今日のこの辺りは、薄曇りの空なので、晴れれば、もっと青いのかもしれないが、それでも、十二分に印象が残る。北海道のメジャーな観光地で、こんな景色が見られるところがあるとは知らなかった。礼文島の海も、こんな感じだったかなぁ。
蒸し暑いので汗だくになりながら、先端まで来た。想像していた以上に、くたびれた。
ここからは、神居岩がよく見える。ここも、海が青い。本当に青い。どうして、こんなに青いのだろうか。
もちろん、物理や化学、海洋学等の学問で説明できるのだろうが、この色を見ていると、それより、神話や伝説の方が説得力があるように感じる。
しばらく景色を眺めていると、隣のおやじが柏手を打った。確かに、昔から、岬は信仰の対象で、昔の船乗りは岬に近づくと帆を下げたりしたらしいが、北海道で、そんな「和」なことをやられてもなぁ。
駐車場まで戻ってきた。青い海は十分に満喫したので、そろそろ、キャンプ場に向かおう。ここから、それ程、遠くないところに、道営野塚野営場がある。
さっきから、電柱の看板に、みさき食堂という名前がある。積丹半島のウニといえば、みさき食堂が有名。なんとなく、名前だけは知っていた。今夜の晩ご飯は、そこのウニだな。
キャンプ場に到着。様子を見ると、砂浜にトイレと炊事場を作っただけの素っ気ないもので、なんだか、笑ってしまう。が、人は結構多く、夜になると、花火が上がりそうな雰囲気。うーん、素直にテントを張る気にならない。積丹岬の辺りに、もうひとつ、キャンプ場があるらしいので、そちらと比べてみよう。オートバイならば、すぐだ。
途中、なぎさ食堂を発見。よしよし、後で来るぞ。
が、もうひとつのキャンプ場は、周囲の見通しが利かず、開放感がない。仕方がないので、戻って、テントを張ることにする。
このキャンプ場のサイトは、砂浜と一段上がった草地があるが、なるべくテントが少ないところを探して、砂浜の端に張った。
さて、次は買出しと温泉。買出しは、近辺にはめぼしい店がないので、来る途中の電柱の看板にあった美国のセイコマートまで走る。ここからだと、距離は15Km程あるが、北海道に来ると距離感がなくなる。
今夜は、ウニ丼の予定なので、つまみと酒、明日の朝ご飯だけでいい。セイコマートでは、適当な総菜とパン、あと、丹水という日本酒も買った。積丹岳の伏流水使用と書いてあるが、味はどうだろう。もちろん、サッポロクラシックもね。
次は、みさき食堂。が、戻ってくると、あれれ、閉まってるじゃん。まだ、6時前なんだけどなぁ...
ちょっと悔しいが、向かいにあった「しゃこたんなべ」という店に入る。
メニューを見ると、バフンウニとムラサキウニの両方がある。バフンウニの丼が\3,500で、ムラサキウニの方が\2,500。一般的には、バフンウニの方が、おいしいとされているが、そこまでこだわらないので、ムラサキウニの方を注文。
ちなみに、「北海道いい旅研究室 第7号」(館浦あざらし責任編集、海豹舎)に、北海道のウニに関しておもしろい情報が載っている。といっても、全道のウニの漁期とムラサキウニ/バフンウニの比率を載せているだけなのだが、北海道のウニ漁の全体像に関して、明確な情報を載せているのは初めて見た。全道80カ所以上の漁協に電話をかけて調べたと書いてある。元々、この本は、北海道の温泉に関する辛口コメントで評判を得たところから有名になったので、メジャーなものではなく、本の体裁も「とほ」同様、ミニコミ誌のような感じだが、その分、信用度は高いと思う。
本書によると、この辺りの漁期は6月下旬から8月一杯。ウニの比率は、ムラサキウニ/バフンウニが、9:1で、バフンウニの貴重さが分かる。ちなみに、2年前に訪れたウトロは、漁期が4〜8月で、穫れるウニは、なんと、全部、バフンウニ。どうりでうまかったはずだ。
注文してから、すぐにウニ丼は来た。一口食べると、うんまーい。この濃厚さは、本州では、なかなか味わえない。食べている間に、ウニがどんどん溶けていく。これこそ、新鮮さの証。あっという間に、食べてしまった。うーん、大満足でした。
店の外に出て、オートバイに乗ろうとすると、店の主人らしきおじさんが出てきた。店閉まいをしているのだが、これからどこへ行くのかと声を掛けてきた。近くのキャンプ場に泊る旨を言うと、明日の夕方までは、天気は持つとのこと。明日の朝は、漁に出れると言っていたので、ウニ穫りの漁師のようだ。となれば、もっと、いろいろな事を聞きたかったが、忙しそうなので、早々に退散。そうか、この辺りの食堂の店仕舞いが早い理由が分かった。みんな、漁師なので、朝が早いんだね。
その後は、「岬の湯しゃこたん」で、のんびり。ここは、高台にあるので、眺めがいい。キャンプ場からの神威岬方面の景色を、一段、高いところから見ることができる。
露天風呂から見上げると、空には、鱗雲のような雲が出ている。空が、心なしか高い。北海道の空は、もう、秋の気配だ。
道営野塚野営場
道営野塚野営場。遠くに神威岩も見える

「しゃこたんなべ」のウニ丼
ヘヘヘ

道営野塚野営場からの漁火
キャンプ場からの漁火
7時頃、道営野塚野営場に戻ると、隣のキャンパーがいなくなっていた。これは、静かな夜が過ごせると思っていると、反対の隣のテントから、音楽と大きな話し声が聞こえてきた。まぁ、今夜は、割り切ろう。
ビールを開ける。あー、旨い。が、ちょっと、蒸し暑い。しばらくすると、蚊も寄ってきた。オートバイまで戻って、蚊取り線香を持ってくる。なんだか、のんびりとビールを飲んでいられない感じだ。
暗くなったらいなくなるはずと我慢していたが、足下をヘッドランプで照らすと、ジーンズに、蚊がたんまりとくっついている。自分は、キャンプ場のテントの外では、不用意に軽装にならないようにしていので、足下で刺されるところはないはずなのだが、見ているだけで痒くなってくる。蚊取り線香は、たくさん焚いても、効いている気配はない。
顔にまでたくさん飛んでくるので、だんだん、我慢できなくなってきた。北海道で、こんなに、蚊に悩まされたのは初めて。だが、蒸し暑いので、テントの中に籠る気にもなれない。じっとしていても、汗をかいて、肌はベトベト。高校生の夏休みに行った伊豆の海岸のキャンプ場を思い出した。暑くて、全然、寝れなかった。
が、散歩をしたりして、ちょっと時間を潰してから戻ってくると、蚊はいなくなっていた。風が出てきたせいだろうか。気温も少し下がってきた。隣のテントは、相変わらず、うるさいが、やっと、落ち着けそうだ。
総菜を食べながら日本酒を進める。漁火がきれいだなぁと、ぼんやり眺めていると、隣のテントのお姉さんだかおばさんが話しかけてきた。結構、酔っぱらっている感じ。一人で寂しいでしょ、何食べてるの、これからパスタ作るよ、サッポロクラシックがあるからこっち来なよ、花火買ってくるの忘れちゃった等々、喋る、喋る。声をかけてくれるのはうれしいが、音楽を大音量で流して、どうでもいいような会話をしている人達でしょ。声がでかいから、全部、聞こえていたよ。札幌かららしいが、さすがに、北海道まで来て、そんな普通な会話はしたくないので、ご飯を食べたら行きますみたいな適当なことを言って、ごまかしておいた。
後は、酒も無くなったので、就寝。気温が下がってきたので、よく、寝れそうだ。虫も鳴いている。

丹水は、なかなか、うまかったな。

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