BMW R1150GSで行くツーリング

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BMW R1150GSで行くGWの東北キャンプツーリング
【5月4日(木)その2】
管理棟まで戻って来た。帰り道はあっという間だったな。借りた笛を返して、駐車場に向かう。戻ると、車の数が増えていた。オートバイも一台停まっている。帰り道、目が合ったあの人かな。ライダーは、どうしても、オートバイに乗っているときの格好が優先になるので、歩いていると目立つのだ。
時間は、昼の12時。ちょうどいい時間だ。これから、男鹿半島に向かう。
来るときも気になっていたのだが、途中、流れが段々になった川が道路から見える。看板があるので、停まって見てみると、この段々は、水を温めて農業に使うための温水路とのことだ。「上郷温水路群」という名称で、「土木学会選奨土木遺産」に認定されたと書いてある。確かに、周りの景色に溶け込んでいて、土木工事にありがちな、無秩序な感じがなくていい。
国道7号線に出た。そろそろ、昼ご飯を食べたい。昨年も行った「キッチンさかなやさん」を目指し、北上する。と思っていたら、本荘まで来てしまった。通り過ぎたらしい。おかしいなぁ...
そのまま北に向かい、秋田市内に近いコンビニで休憩を取る。昼ご飯も、ここで済ませよう。途中、所々、渋滞をしていたが、ゴールデンウィークで車が多い。こんな所で渋滞に遭うとは思わなかった。
コンビニを出発すると、道路の脇に10台程のオートバイが停まっていた。さっきまで、コンビニに停まっていた団体だが、その中の一台が、トラブルを起こしたようだ。こういう時は、団体の方が、安心でいいなぁ。
秋田市内に入って、途中、よく知っている酒屋に寄ったが、がーん、休みだった。まぁ、昨日の上喜元が残っているので、いいや。
国道7号線を逸れて、男鹿方面に曲がる。しばらくは、秋田港近辺の工業地帯を通るので、半島に入ったような気がしない。
海岸に沿って走った後、道路の両側に大型スーパーが並んできた。ここから先は、大きな店は無かった記憶があるので、買出しをしていこう。
アマノというスーパーに入る。なんだか、天井が高くて、ホームセンターみたいだが、食品はたくさんある。鮮魚コーナーに男鹿産のスペースがあったので、覗いてみると、あったのはフナだけだった。八郎潟産らしいが、どうやって食べたらいいのか分からないのでパス。
結局、昨日と同様、適当に総菜と蕎麦、明日の朝ご飯を買う。日本酒は、昨年も本荘で手に入れた天寿の雪室氷点熟成の純米生酒を発見。ラッキー。
荷物を積んで、先に進むと、男鹿市内に入ったところに、男鹿海鮮市場なるものがあった。さっきのスーパーでは魚介を買えなかったので、吸い込まれるように駐車場へ。建物の中に入ると観光客向けの市場で、カニや魚を丸ごと一匹というのが売り物の中心だった。買えるものがないなぁと思っていると、割ったウニが売っていた。男鹿産かどうかは分からないが、生ものが食べたかったので、一個、買って行くことにした。
男鹿市内を抜けると、道の雰囲気が、がらりと変わる。ここからが、いかにも「男鹿半島」という雰囲気になる。漁村や港、海岸、断崖が入れ替わり現れる。オートバイで、ここまで来るのは、10年振りだ。10年前の夏に初めて、東北ツーリングで来たのだが、その時は、お盆を過ぎて、少し秋めいた景色だった。今回は、もっと寒々しい景色かと思っていたが、そんなことはない。天気がいいこともあって、穏やかな海だ。
門前の港を過ぎた辺りに、五社堂の駐車場の看板があった。確か、円空の仏像があったところだと思うが、もう、停まるのが面倒なのでパス。
道は、ここから、ぐいぐいと高度を上げて、断崖の上から日本海を見下ろすことになる。波が、細かな皺を刻んでいる。断崖と木々、自分より低く飛んでいる鳥、10年前に見た景色と、そんなに変わっていないような気がする。海を見ながら、ゆっくりと、オートバイを先に進めた。
しばらくすると、今日の目的地の桜島野営場が見える駐車場に来た。昨日の夜に話をしたライダーの評価はいまいちのようだったが、ここから見るキャンプ場は悪くないように見えるので、管理をしているホテル「きららか」に向かう。
フロントに行って、受付をすると、入浴時間が、宿泊客優先で、15:30〜18:00は入れないとのこと。なんだか、気に入らないが、他に行く当てもないので、お金を払う。
サイトは海に面しているが、海岸からは、少し高台に位置しており、目の前が海というわけではない。さて、どこに張ろうか。サイトは広く、基本的に、芝に覆われている。人もそれほど多くなく、よりどりみどりという感じだ。かなりな海際までテントが張れるが、崖の間際で少し怖いので、もっと内陸の木製テーブルの近くに張ることにする。
鳥海山周辺にある上郷温水路群
温水路

男鹿海鮮市場
男鹿海鮮市場

桜島野営場
桜島野営場

男鹿水族館
男鹿水族館

桜島野営場からの夕陽
キャンプ場からの夕陽

地ビール
今日はよく動いたのでビールが旨い

テントを張り終わったのは5時頃。風呂に入れるまで待っているのも癪なので、オートバイで辺りを走ることにする。地図を見ると、近くに温泉もあるようなので、入れるならば入って来てしまおう。
半島の先に向かってしばらく走ると、歩いている人が急に増えてきた。なんだと思っていると、男鹿水族館が近くにあった。5,6年くらい前に来たことがあるが、すっかり忘れていた。最近、リニューアルしたことを聞いていたので、寄っていくことにする。
オートバイを停めて水族館まで歩くと、途中は、人だらけ。ゴールデンウィークということで、相当な人出だ。建物の中に入ると、もう、出てくる人が多い。終了時間は6時とのことで、あまり見る時間はないが、せっかくなので、入場券を買う。
案内に沿って進んで行くと、最初に、男鹿の海ということで、大きな水槽に、この辺りに生息する魚が泳いでいた。この先にも、ハタハタの水槽があったが、こういうローカルな特徴を持った展示はとてもいいと思う。ここでしか見れないからね。
他には、アマゾンの魚や、ペンギン、アシカ、白熊がいた。時間がないので、駆け足だったが、人が少ない分、楽しめた。外の人出を見ていると、昼に来たら、落ち着いて見ることなんて、とてもできなかっただろう。
ホテルに戻って、駐車場にオートバイを停める。センタースタンドを掛けて、点検窓からオイルレベルを確認すると、げっ、オイルが見えない。BMWのRシリーズは、2スト・エンジンみたいにオイルが減るので、まめに点検が必要なのだが、今回は、おかしい。来る前に一杯まで補充して来たので、いつもの減り方を考えると、まだ、見えるはずだ。補充用のオイルは持って来ているが、このペースで減って行くと、東京まで戻れない。久しぶりに乗ったので、調子が悪いのかなぁ...。まぁ、考えても仕方が無いので、明日、秋田市内ででも、オイルを買って行こう。
ちょうど6時になったので、風呂に入る。ただ、夕陽を見たいので、長居をせずに早めにあがってしまった。
帰り際、ホテル内のみやげもの屋を覗くと地ビールがあったので購入。このホテルは、田沢湖ビールを作っている会社が経営しているので、あるだろうなぁとは思っていたけど。
ここ桜島野営場は、ホテルの駐車場から、サイトまで数分歩くことになる。そのせいもあるのか、テントの数はそれほど増えていなかった。もっとも、サイトがかなり広いので、余程のことが無い限り、一杯になることはないだろう。
テントに戻ると、まずは、ビールを開ける。あー、旨い。今日は、よく動いたので、一際、旨い。ビールを持って、夕陽がよく見える海際に行く。大きなカメラを持った人が何人かいた。空は、既に茜色に染まっている。が、雲が出ているので、水平線に落ちる夕陽は見れそうもない。いつも思うが、海に落ちる夕陽を、雲に邪魔されず、最後まで見るチャンスというものはあるのだろうか。
総菜のコロッケと缶詰の焼き鳥を食べた後は、日本酒をちびりちびりとのむ。今日は、昨日と違って、近くにテントがないので、のんびりできる。気温も、寒くなく、ちょうどいい感じだ。
最後に、蕎麦を茹でた。麺は、地元の「八郎めん」という会社製のものだった。
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