BMW R1150GSで行くツーリング

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BMW R1150GSで行く秋の檜枝岐キャンプツーリング
【10月2日(土)】
もう、昼過ぎなので、腹が減った。道の駅に入る。ここは、塩原温泉に近い、西那須野塩原インターから10分程の所。以前から行きたいと思っていた檜枝岐に向かう途中だ。空は快晴。が、天気予報だと午後から曇りで、明日は崩れるらしい。雨は嫌だが、今週末は、一泊で出かけることができるチャンスなので、来てしまった。
が、道の駅のレストランは人だらけ。時間がかかりそうなので、出発。今日は、昼ごはんは抜きかな。
道の駅からは、塩原温泉を経由して、会津方面に向かう。塩原温泉は有名な温泉だが、自分はこれが初めて。関東地方では、昔、ホテルニュー塩原というホテルのコマーシャルをよくやっていた。で、これが、こてこての温泉ホテルのイメージで、あまりいい印象を持っていなかったので、来ることがなかったのだと思う。
この国道400号線は、渓流沿いに道が走っており、所々に滝などの観光地があって、標識や駐車場がある。結局、どこにも寄らなかったけど、道の両脇は、木々が生い茂っており、なかなか、雰囲気はいい。ただ、交通量が意外と多いのがイマイチ。
しばらく走っていると、ホテルニュー塩原を発見。うーん、でかい。社員旅行が似合う感じの巨大温泉ホテルだ。なんだか、宴会場がたくさんありそう。
近辺の街並は、昔ながらの雰囲気で、射的場が似合う感じ。まぁ、ここに泊まることはないだろうなぁ。
道の駅 湯の香しおばら
道の駅 湯の香しおばら。いい天気
ドライブイン 丸八
ドライブイン 丸八
しばらく走り、峠を越えると会津西街道に出た。この道は、7年前の秋にも走ったことがある。その時は、日光から猪苗代湖に向かった。今日も同じ方向だが、周囲の景色に記憶はほとんどない。その時は、曇っていてとても寒かったが、今日は快晴で、景色が違っているせいかもしれない。
道路に沿って、鉄道が走っている。時々、線路が見えるが、こんな人の少ないところを走っていて採算が合うのだろうか。
道の駅たじまの少し日光よりにドライブインがあったので、そこで昼ごはんを食べることにする。
中に入ると、水槽の中にイワナが泳いでいた。カウンターは人が一杯で、中には常連もいるらしく、ビールを飲みながら店の主人とおぼしき人と話をしている。自分は靴を脱いで、奥に上がり席を取った。こちらは、客は2人だけだ。看板に「一度たべてみたら!!ソースカツ丼」とあったので、素直にそれを注文。待っている間、店内を見渡すと、本格的なカラオケの道具があって、演歌歌手のポスターが一面に貼ってある。夜は、きっと、近所の人が集まって、カラオケを歌いまくるんだろうなぁ。
しばらく待っていると、カツ丼が到着。ごはんの上にキャベツ、その上にソースがかかったカツが乗っており、見た目がとてもおいしそう。で、味の方も、うまい。ソースの味がしつこいので後半は少し飽きてしまったが、あっという間に、食べてしまった。外見はこてこてのドライブインだが、店内は清潔、トラックの運転手が常連で来ているようでもあるので、ここはオススメ。
ドライブインを出て少しのところにコンビニを発見。檜枝岐の様子が分からないので、ここで、買い出しを済ませておくことにする。
さて、後はキャンプ場に向かうだけ。が、空が少し曇ってきた。残念ながら、天気予報は当たっているようだ。
会津西街道から分かれ、国道352号線に入る。しばらくは、峠を越えることになり、山の中を淡々と走る。村がぽつぽつと現れる。いかにも、田舎といった景色で、藁葺きの建物もある。曇り空のせいもあるのだろうが、いかにも寂しい感じだ。
延々、2時間近く走ったろうか。ようやく檜枝岐の村に入った。距離的にはそれ程でもないが、寂しい景色の中を走り続けたせいか、すごい山奥に来た気がする。それでも、檜枝岐は思ったより大きい村だった。尾瀬が近いので、観光の拠点として利用する人が多いのかもしれない。
キャンプ場は目星を付けておいたところがあるので、檜枝岐の村はとりあえず通り過ぎる。尾瀬キリンテキャンプ場と言い、直火が可能らしい。村を過ぎてしばらく行くと、それらしきものがあったが、少しイメージが違うので、通り過ぎてそのまま進む。が、そこから先は何もなさそうで折り返して戻ってみると、やはり、そこが目的のキャンプ場だった。国道から少し奥まったところにあるのかと思っていたが、実際は、国道のすぐ脇にあった。うーん、雰囲気はイマイチだなぁとも思ったが、他に行くところもないので受付をする。老夫婦が管理をしているようで、受付の場所からは、二人が生活をしていると思われる小さな部屋が丸見えだった。お金を払うついでに、「キリンテ」の意味を聞くと、この辺りの地名とのことで、昔から、カタカナで書くらしい。が、結局、意味は分からなかった。
キャンプ場には、先客が一組。おじさんが2人のようだが、何をしに来ているのだろうか。もう、釣りのシーズンは終わっているし、男二人でハイキングもないだろうし。でも、よくよく考えたら自分も同じようなことを思われるんだろうなぁ。
テントを張るところはいくらでもあるので迷ったが、おじさん達と国道からなるべく離れている場所にする。時間は4時頃。ちょうどいい。
檜枝岐には公共の温泉が幾つかあるが、キャンプ場から一番近い、燧の湯に行く。温泉は思ったより混んでいた。こんな山奥に何しに来ているのだろうかと、またまた、自分のことは棚に上げて考えてしまう。
温泉を出た後は、ビールの買い出しに酒屋に入る。といっても、半分はみやげ屋で、酒も売ってますという感じの店だ。ビールと、骨酒用のイワナを売っていたので、それも買うことにする。あと、熱燗用の酒もね。食べ物は、昼のソースカツ丼のせいか、胃がもたれ気味なので、途中のコンビニで買ったスパゲッティはちと勘弁という感じ。で、蕎麦を探す。ここら辺は裁ちそばという蕎麦が名産らしいので麺は幾らでも売っているのだが、手頃なサイズの出汁つゆがない。諦めて、キャンプ場に戻ろうとすると、途中に、もう一軒みやげ屋があったので寄ってみると、ビンゴ。ちょうどいいサイズの出汁つゆを発見。これで、今夜は、蕎麦に決定。
尾瀬キリンテキャンプ場に戻ると、相変わらずおじさん達だけ。今日の客は、我々二組だけのようだ。テントに着いて、一段落すると、いつもの通り、ビールをぐびり。あー、うまいねぇ。
それでも、空はどんより曇っていて、気分がイマイチ盛り上がらない。今日の午後に走ってきた景色のせいもあるのか、ちょっと寂しいなぁ。人恋しい感じだ。と、山の方で、がさごそ音がする。なんだろうと思って見ると、猿がいた。5匹くらいはいるだろうか。食べ物を取られないようにと思っていたが、そのうち、山へ帰って行った。
その後、暗くならないうちにと薪を買いに行くと、老夫婦が、ひっそりと、晩ごはん中だった。なんだか、侘しいのぉ。
それでも、薪を選ぶ時に、おばあちゃんがこれは子供が伐った薪だから大きいよと言っていたところを見ると、夏には孫が遊びに来たりしているのだろう。
さて、こちらも、テントに戻って、蕎麦を茹でて、ごはん終了。あとは、焚火を眺めながら、日本酒だ。
先ほど買った日本酒を暖めて、焚火で炙ったイワナを入れる。飲むと、酒というよりは、スープという感じ。酒臭さも消えて、いくらでも飲めそうだ。自分みたいな酒飲みには、少しもの足らない感じもするが、それでも、うまかった。
秋は夜が長い。が、骨酒のせいもあり、少し飲み過ぎたので、焚火の始末をして就寝。明日は雨かなぁ。
尾瀬キリンテキャンプ場
写真左側に白っぽく見えるのが、国道のガードレール

尾瀬キリンテキャンプ場での焚火
やっぱり、焚火はいいねぇ

尾瀬キリンテキャンプ場での焚火とBMW R1150GS
ここはオートバイ乗り入れ可なのです

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