BMW R1150GSで行くツーリング

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BMW R1150GSで行く2004北海道キャンプツーリング
【7月15日(木)】
キムアネップ岬は、朝日でも有名なのだが、眠くて起きられなかった。この時期の北海道は朝が早いので、4時には起きないと朝日は見れないと思う。
今日もいい天気。日差しが痛いくらい。このキャンプ場は日を遮るものがなにもないので暑い。自分は日焼けに弱いので、日焼け止めを塗ってから撤収を始める。
口の中に口内炎ができている。そろそろ疲れが溜まってきたようだ。まぁ、毎日、平均すれば朝の5時から夜の10時まで結構タフな活動をしているのだから、当たり前か。でも、昔に比べると、やっぱり体力は落ちている。いかん、鍛えねば。このままでは、キャンプ・ツーリングができなくなってしまう。
それにしても、暑い。直射日光に当たるとたまらん。汗を拭き拭き、撤収を終える。
駐車場で、赤いBMWに乗っているかなり年配の人と会話をする。北海道は、今回で15回目とのことだ。オートバイには、自分の荷物に合わせて作った木製のキャリアを付けていた。汗だくになって荷物を載せていたが、それでも、楽しそうだった。
さて、出発。が、ヘルメットを被りたくない。昨日から耳が腫れて痛い。膿みたいなものまで出ている。昨日も、痛くて、ヘルメットを被ったり脱いだりするのが億劫だった。
今日は、知床か尾岱沼に向かう予定。各々に、行ってみたいキャンプ場があるのだ。とりあえず、方向は同じなので、網走方面へ向かう。
途中、能取岬に寄る。このエリアは見どころが多いので、今までは飛ばして、行ったことがなかった場所だ。岬の駐車場へ続く道は、岬の丘陵上を走り、まるで、道がそのまま海につながっているようで、とても、気持ちがいい。
駐車場にオートバイを停める。まだ、9時なので、人は少ない。痛い思いをしながら、ヘルメットを脱ぐ。それにしても、暑い。湿度は低いのだが、日差しが強い。正直、動きたくない感じ。が、せっかくなので、岬周辺を散策。岬の近くには、牧場があって、牛や馬がいる。馬の親子がいて、子馬がこちらを見ている。かわいいねぇ。ん?でも、牛と馬が同じ場所に放されているのはおかしくない?この牧場は、観光用に動物を放しているのだろうか。
岬をぐるっと一周した後、灯台の近くに東屋の下から、オホーツク海を眺める。日陰は空気がひんやりしていて、気持ちがいい。それにしても、空と海が青い。平和だなぁ。
駐車場に戻る途中に、スーツを着た人が何人か歩いていた。出張で、仕事の合間に急いで観光をしている感じ。すごい違和感。普段、自分がスーツを着ているのが嘘みたいだ。
能取岬
能取岬。天気がいいのは有り難いが、ちょっと暑すぎ。
能取岬の牧場
能取岬の馬の親子
網走市街を、オートバイで、少しうろうろする。冬も含めて何度か来たことがある街なので、懐かしい。
その後も、東に向かう。が、暑くて、走る気が萎えてきた。今日は、尾岱沼ではなく、近い方の知床の宇土呂に向かうことにしよう。
国道244号線を、斜里駅を目指す。昨日話の出た羅臼湖の情報を手に入れるためだ。何度も走っている道なので、斜里駅まではノンストップ。途中、海側の小さい丘の上に、展望台が見えた。ここは、以前、冬に来て流氷を眺めたことがあるフレトイ展望台。でも、この暑さからは、冬に流氷が来るなんて信じられない。
斜里駅に到着。とりあえず、駅の中を覗くと、ギョッ!!じいさん・ばあさんが何十人もいる。きっと、団体旅行客で電車を待っているんだろうけど、びっくりしたなぁ、もう。
周りを探しても、羅臼湖の情報がありそうな所はない。駅の隣の観光案内所で聞いてみても埒が明かないので、退散。インターネットかどこかで、斜里駅近辺にビジターセンターか何かがあるようなことを見た記憶があるのだが、勘違いだったらしい。オートバイに乗ろうとすると、団体客の一人のおじいさんが話しかけてきた。一人でオートバイというのが珍しかったのだろうか。幾つか質問に答えてあげた後、エンジンをかけて、出発。
宇土呂へと走っている途中、突然、目の前に数羽の雀のような鳥が飛び立った。あっと思っている間に、ゴンッとヘルメットに衝撃が。慌てて、バックミラーを見ると、1羽の鳥が落ちていくのが見える。かわいそうなことをしてしまったが、どうしようもない。上陸した日のトンビといい、北海道の鳥は、のんびりしているなぁ。
フレトイ展望台からの流氷
フレトイ展望台からの流氷
フレペの滝
右端に写っているのがフレペの滝。
この時は、まさか、この滝を下から見ることになるとは思わなかった
今日のキャンプ場のしれとこ自然村には、昼頃に着いてしまった。明日は羅臼湖に行く予定なので、2泊分の受付を済ませる。このキャンプ場は、温泉もあるので、同時に、入浴料も払う。宿泊者は、割引になるらしい。あと、知床ネイチャーツアープランというパンフレットがあったので、一枚もらって行く。今回は、知床で、何かアウトドアなアクティビティをしたいと思っている。
さて、まだ、昼ご飯を食べていないので、宇土呂で、なまものでも食べることにしよう。ツーリングマップルを見ると、港にある「ウトロ漁港婦人部食堂」という、なんだかわけの分からない名前の店がオススメのようなので、行ってみる。
港に行くと、店はすぐに分かった。結構、客が入っている。ほとんど、観光客のようだ。メニューを見ると、ウニ丼がある。夏の知床でウニが取れるかどうか分からないが、今回は、まだ、食べていないので、あまり気にせず注文。で、味の方は、これが、大満足。利尻・礼文のウニにはかなわないと思うけど、それでも、濃厚なウニの味を堪能しました。ごちそうさま。
お腹も満足したので、次に、知床自然センターに向かう。キャンプ場の受付のお姉さんに羅臼湖のことを聞くと、それなら、ここがいいとのことだった。センターに入って、中を覗いていると、「羅臼湖トレッキングガイド」という小冊子を見つけた。まさに、うってつけ。値段は、\900と少々高いが、知床の保護に使われる費用も含まれているようなので購入。同時に、センターの人に羅臼湖に行けるかどうかも確認すると、道は少しぬかるんでいるが、入れるとのこと。この辺りは熊が多いので、目撃情報があるとよく閉鎖されてしまうのだ。後は、センター内のみやげ屋で、熊除けの鈴とホイッスルを買って準備完了。
まだ、2時なので、ここから歩いて行くことができるフレペの滝を目指す。知床では有名な観光地だが、まだ、行ったことがない。この滝は、別名、乙女の涙とも言われているが、なんとも和式な名前で、北海道には似合わないね。
途中、ガサガサっという音にびびらされたりしながら、滝まで、のんびり歩く。びびらされたのはエゾシカだったのだが、子供もいて、とてもかわいかった。
結構な観光客の数の中、滝を見ることができる展望台に到着。ただし、滝の全体を見ることはできない。滝が流れ落ちている湾の中を、白い海鳥がたくさん飛んでいる。何よりも驚いたのは、そこから聞こえる鳥の鳴き声が凄いことだ。相当な数の海鳥が、巣を持っているのだろう。
が、翌日、その鳥たちを、目の前で見ることになる。その時は、そんなことは思いもよらなかったが...
宇土呂の街で買い出しをする。まだ、北海道に来て、一度もジンギスカンを食べていないので、タレに漬け込まれたラム肉を買った。自分は、ラム肉がとても好きで、自宅でもちょくちょく食べている。北海道では、焼尻島のラムが有名だけど、一度、食べてみたいなぁ。あと、体調がいまいちなので野菜を買う。明日のハイキング用のお茶も。おっと、ビールと日本酒も忘れずにね。
しれとこ自然村に戻ると、早速、キャンプ場の温泉に入る。と、びっくり。普通、キャンプ場の風呂は小さくておざなりなものが多いが、ここは本格派。浴槽が大きいし、泉質もいかにも温泉という感じ。おまけに露天風呂もある。目の前はオホーツク海で眺めもいいし、これは最高!
テントに戻る前に、管理棟の休憩所でひと休み。知床関連のいろいろな本が置いてあるが、その中に、手書きをコピーしたと思われる知床漁師の日記があって、これがおもしろい。書いているのは、元々都会に住んでいて、知床に来て漁師になった人のようだ。外部の人間らしい、いい意味で覚めた眼で、漁師の実情が事細かに書いてある。外部からは垣間見れないリアルな生活を知ることができて、とていい。イラストもきれいで、著者は絵心もあるようだ。これ、本になれば買うのにな。
その後、受付に行って、パンフレットにあったシーカヤック断崖ツアーを申し込む。5時、9時、13時の3回があるが、少々くたびれてきたので、9時の回を申し込んだ。
テントに戻った後は、いつもの通り、サッポロクラシック。ぐびり、あー、うまーい。飲みながら、もやしのひげを取って、それをジンギスカンに入れて焼く。この肉は柔らかくてうまい。袋にはマルカフーズと書いてあるが、また買ってもいいかな。サイズも200gと、一人用でちょうどいい。
だんだん、日も暮れてきた。このキャンプ場は、オホーツク海に面しているので、夕陽がきれいに見える。海上に雲が出ていたので、昨日みたいに、落ちて行く太陽を最後まで見ることはできなかったが、それでも、十分、満足。きれいな夕陽でした。
さて、日本酒は、男山の秘境知床流氷囲いというものを買ってみた。特別純米だが、300mlで\1,000ちょいもするのだ。が、味は...
流氷でタンクを囲い熟成させた酒らしいが、まぁ、基本的に、味には関係なさそう。味の割には、ちょっと、値段が高いっす。
夜も更けてきた。星はよく見えるけど、凄いというほどではない。宇土呂は、大きなホテルが多いから、明るい場所なのかもしれない。

明日は、シーカヤックが楽しみ。

しれとこ自然村からの夕陽
キャンプ場からの夕陽

しれとこ自然村の夕空
夕空が美しい

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