晴れ、時々、オートバイ

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オートバイで出かけられない時には、本を読むことで、想像の世界を旅することができる。そもそも、旅とは、人生とはなんぞやという、より根源的な問いを考えるときにも、先人の考察を参考にすることができる。
ここでは、オートバイに、直接、関連のある本だけではない、自分の読書録を紹介します。なお、雑記の中から、特に、読んだ本に関して書いた記事を適宜修正して、載せているものが多いです。
(評価基準:★×1→途中で厭きた、★×3→読む価値があった、★×5→自宅の本棚に置いておきたい)


10月

ヘルダリーンヘルダリーン
小磯仁
★★★☆☆
ヘルダーリンの生涯と詩をコンパクトにまとめている貴重な一冊ながら、ドイツ語の翻訳のような長ったらしい日本語を読むのは大変苦痛

 

ギリシア文明とはなにかギリシア文明とはなにか
手嶋兼輔
★★★★★
エジプト、ペルシャ、ローマという周辺の大国との比較から見たギリシャ史。俯瞰的な視点が新鮮でとても分かり易い


9月

知者たちの言葉――ソクラテス以前知者たちの言葉
斎藤忍随
★★★★★
ヘラクレイトスとエンペドクレスを、両者の実際の言葉に基づいて説明。ニーチェやヘルダーリンの解釈も節度を持って活用していて、良心的かつ刺激的な一冊

 

プラトン以前の哲学者たち―ギリシア哲学史講義プラトン以前の哲学者たち
斎藤忍随
★★★★★
豊かな学識に裏付けられたギリシャ哲学史。概ねソクラテスまでカバーされていて、所々現れるハイデッガーの解釈も興味深い

     

すごい物理学講義すごい物理学講義
カルロ ロヴェッリ
★★★★★
タイトルはバカっぽいにも関わらず、大変まともなループ量子重力理論の啓蒙書。前史としての相対論、量子力学のまとめ方も適切

 

初期ギリシア哲学講義・8講 (シリーズ・ギリシア哲学講義)初期ギリシア哲学講義
日下部吉信
★★★★
ソクラテス以前のギリシャ哲学者の概説書。ざっくりしていて読みやすいけど、いきなり、主観性の原理云々というのは分かりにくい


8月

ライプニッツ―なぜ私は世界にひとりしかいないのかライプニッツ
山内志朗
★★★★
「湯殿山の哲学」の著者の本。買ったままだったので、改めて読んでみた。モナドを微小表象の「地平」で語るというのは新鮮

 

聖母の博士と神の秩序: ヨハネス・ドゥンス・スコトゥスの世界聖母の博士と神の秩序
八木雄二
★★★★
ドゥンス・スコトゥスの入門書。章立てがあまりロジカルでないのがイマイチだけど、スコラ哲学の雰囲気はよく伝わってきます

     

福岡伸一、西田哲学を読む――生命をめぐる思索の旅 動的平衡と絶対矛盾的自己同一福岡伸一、西田哲学を読む
池田善昭,福岡伸一
★★☆☆☆
これはイマイチ。西田哲学の入門としては中途半端だし、そもそも、この書き振りでは、大半の人が理解できないと思う

 

湯殿山の哲学: 修験と花と存在と湯殿山の哲学
山内志朗
★★★★
スコラ哲学の専門家による湯殿山論。エッセイ集的な構成で最初はピンと来なかったけど、あとがきで腹落ちしました


7月

有限性の後で: 偶然性の必然性についての試論有限性の後で
カンタン メイヤスー
★★★★
フランス現代哲学の話題の書ということで身構えていたけど、意外と読めます。真っ当な文章で、真面目に読めば理解可能

 

ホメーロスの英雄叙事詩ホメーロスの英雄叙事詩
高津春繁
★★★★
説明があまり丁寧でなく、読み終えても理解度はあまり高くない感じ。繰り返しも多い。それでも、何となく、エーゲ海の雰囲気は感じ取れました


6月

現代存在論講義I—ファンダメンタルズ現代存在論講義I
倉田剛
★★★★★
分析哲学的存在論の入門書。大変平易で痒い所まで手が届いている。早くIIが読みたい

   

5月

ひとり飲む、京都ひとり飲む、京都
太田和彦
★★★★
京都はいいですな。若い頃はそんなこと考えたこともなかったけど、そういう人向けの、京都のみ紀行

   
パリと七つの美術館パリと七つの美術館
星野知子
★★★★
パリの美術館だけでなく、周辺の街並みも合わせて紹介。七つの美術館はパリ市内を満遍なくカバー。パリの雰囲気もよく出ている文章だと思います

カラー版 - ダ・ヴィンチ絵画の謎ダ・ヴィンチ絵画の謎
斎藤泰弘
★★★★★
ダ・ヴィンチの手稿の専門家が、彼の絵画の謎に迫るという内容。で、とりわけ、モナリザのモデルについては既説をベースにしながら、かなり納得感ありました!

   
新生オルセー美術館新生オルセー美術館
高橋明也
★★★★
内容別にオルセーの絵画・彫刻を紹介。オルセーのどこにあるかまでは書いてないけど、写真も綺麗で眺めいて楽しい
はじめてのルーヴルはじめてのルーヴル
中野京子
★★★★
こちらはルーヴル訪問に間に合わず事後に読了。展示している場所が細かく書かれているのが便利だと思う

4月

オルセーはやまわり - さっと深読み名画40~印象派の起源からポスト印象派まで~オルセーはやまわり
有地京子
★★★★
オルセーを回るに際して、手頃なサイズ。作品数と説明の分量がちょうどいい
フェルメール 光の王国 (翼の王国books)フェルメール 光の王国
福岡伸一
★★★★★
ルーヴルのフェルメール展に合わせて読みました。フェルメールが展示されているヨーロッパとアメリカの美術館を訪ねる美術紀行
   

中動態の世界 意志と責任の考古学中動態の世界
國分功一郎
★★★★★
現代人が当然と考えている能動態/受動態という対立項が、実は自然でも何でもないという極めて現代的な課題を担った特別な一冊

ルーヴルの名画はなぜこんなに面白いのかルーヴルの名画はなぜこんなに面白いのか
井出洋一郎
★★★★
ルーヴルは広いので、事前に予習ができて、かつ、現地にも持ち込めるサイズということで、手頃な一冊

3月

スピノザ『エチカ』スピノザ『エチカ』
河井徳治
★★★★☆
エチカの副読本の位置付けで、本編の良きガイドになると思います
 
   
構造と力―記号論を超えて構造と力
浅田彰
★★★★★
ブックオフで、新品同様を安く見つけたので購入。大昔に流行ったけど、よく出来ています。もっと、前に読んでおけばよかった

ニーチェ入門ニーチェ入門
竹田青嗣
★★★★★
大変明快かつコンパクトに、ニーチェの哲学を整理。最も難しいと思われる永遠回帰の思想も、著書から読み取れる所と、その先を明確に分けて記述している


2月

ロンドンの美術館―王室コレクションから現代アートまでロンドンの美術館
桜井武
★★★☆☆
今年のGWに行くつもりで読んだけど、結局、行けなさそう。内容的には、ちょっと硬い感じで、ワクワク感に欠ける印象
 

1月

ヒトラーのウィーンヒトラーのウィーン
中島義道
★★★★☆
タイトル的には重い内容かと思いきや、ほぼウィーンの有名箇所別の章立てになっていて、エッセイ風で軽く読める
私はどうして私なのか私はどうして私なのか
大庭健
★★★★☆
分析哲学的視点から「私」に迫る。記述は平易で分かり易いけど、ネガティブな文章が多くて、後半は飽き気味
   
身体巡礼: ドイツ・オーストリア・チェコ編身体巡礼
養老孟司
★★★☆☆
ウィーン旅行に持って行った本。視点は面白いけど、あちこちに話が飛び、元々の問題への結論も中途半端で、読後の記憶が残らない
〈仏教3.0〉を哲学する〈仏教3.0〉を哲学する
藤田一照, 永井均, 山下良道
★★★★★
永井均的視点で仏教を論じる鼎談集。仏教は、元来、自己を一番のテーマとしているので、永井均の哲学と相性がいい。面白い!
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