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2021年

12月

選書日本中世史 4 僧侶と海商たちの東シナ海 (講談社選書メチエ)僧侶と海商たちの東シナ海
榎本渉
★★★★★
僧侶に関する史料を元に東シナ海の歴史を辿る。僧侶の渡航の実態を唯物論的に解明するという視点でもあり、大変面白く読めました

極限の思想 ドゥルーズ 内在性の形而上学 (講談社選書メチエ)ドゥルーズ
山内志朗
★★★★☆
スコラ哲学を読み替え自身の哲学に取り込んだという観点からドゥルーズを語る。文章は錯綜しているがじっくり読めば理解は可能


11月

ヴォイツェク ダントンの死 レンツヴォイツェク ダントンの死 レンツ
ビューヒナー
★★★★☆
レンツという名前をどこかで聞いたことがあるなと思ったら、アンチ・オイディプスの中で引用されていたのでした

贈与の系譜学 (講談社選書メチエ)贈与の系譜学
湯浅博雄
★★★★☆
正義、死、他者等の周辺概念と共に、模擬性=反復性としての贈与を考察。ただ、繰り返しの文章が多くて後半は飽き気味


10月

自然の哲学史 (講談社選書メチエ)自然の哲学史
米虫正巳
★★★★☆
古代ギリシャからドゥルーズまで西洋の自然哲学を辿る。似たような記述が多く少し飽き気味だったけど、テーマが面白いので読了


9月

スラヴォイ・ジジェク (シリーズ現代思想ガイドブック)スラヴォイ・ジジェク
トニー マイヤーズ
★★★★☆
ジジェクの入門書。彼の思想のベースがヘーゲル、マルクス、ラカンということがよく分かり、ラカンの概念の具体例としてもいい

パイドン−魂の不死についてパイドン
プラトン
★★★★☆
翻訳が非常に読みやすいのにビックリ。背景や内容は深刻ながらも、スイスイ読んでしまう感じ


7月

自由意志の向こう側 決定論をめぐる哲学史自由意志の向こう側
木島泰三
★★★★☆
自由意志論争に背景にある決定論的/目的論的自然観の変遷と、その末に辿りついた自然主義的人間観の現在と今後を詳述

ランボーはなぜ詩を棄てたのかランボーはなぜ詩を棄てたのか
奥本大三郎
★★★★☆
第二部のイリュミナシオンの読解は、ちょっと単純過ぎる印象だけど、新書でランボーとは珍しく、楽しめました


6月

ルクレティウス 『事物の本性について』??愉しや、嵐の海に『事物の本性について』
小池澄夫,瀬口昌久
★★★★☆
ルクレティウス「事物の本性について」の概説書。再発見の経緯や、西洋の思想や文学に与えた影響等、大変興味深いです


5月

意味の変容・マンダラ紀行意味の変容・マンダラ紀行
森敦
★★★★★
意味の変容は、森敦の哲学や小説の方法論が盛り込まれた特異な小説。難解だけど惹きつけられます

反復反復
S.キルケゴール
★★★★☆
永劫回帰と一緒に語られらることが多い「反復」という概念は、それとは大分違うということがよく分かりました


3月

足利義政と銀閣寺足利義政と銀閣寺
ドナルド キーン
★★★★☆
将軍としては無能、私生活は破綻の一方、日本人の美意識に大きな影響を与えた人物として義政を描いている

一即一切・一切即一: 「われ逝くもののごとく」をめぐって一即一切・一切即一
森敦
★★★★☆
小説「われ逝くもののごとく」を巡る対談集。著者の難解な方法論が、対談のため、比較的分かり易く説かれている


2月

料理と利他料理と利他
土井善晴,中島岳志
★★★★☆
土井先生のことは以前から気になっていたんだけど、なる程、こういう哲学をお持ちの方だったのかと納得

ヘーゲル『大論理学』ヘーゲル『大論理学』
海老澤善一
★★★☆☆
大論理学の概説書。薄い本なので深い理解は勿論不可だが、概要はつかめる。ただ、流石に、後半の概念論はチンプンカンプン


1月

ラカン入門ラカン入門
向井雅明
★★★★★
これは分かり易い!年代と共に変わるラカンの思想を丁寧に追いかけている。ラカンを知るなら、最初の一冊目として最適

 

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