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2015年

12月

西田幾多郎の生命哲学西田幾多郎の生命哲学
檜垣立哉
★★★★★
西田幾多郎を、ベルクソン、ドゥルーズの視点から整理。内容はシンプルかつ明快で、西田哲学の理解が進む

   

11月

西田幾多郎の思想西田幾多郎の思想
小坂国継
★★★★☆
西田幾多郎を、思想だけでなく生涯も含めて網羅的に解説。内容は的確だと思うけど、もう少しキレが欲しい感じ

   

10月

ハイデガーと西洋形而上学ハイデガーと西洋形而上学
日下部吉信
★★★★☆
主観性の形而上学の観点からギリシャ哲学を位置付ける。でも、現代社会の問題を何でもかんでもそのせいにするのはどうかと思う

   

9月

イスラーム哲学の原像イスラーム哲学の原像
井筒俊彦
★★★★★
イスラーム学の泰斗によるイスラーム神秘思想に関する講演録。難解な神秘思想を、とにかく分かり易く語る。感動!

 

意識と本質意識と本質
井筒俊彦
★★★★★
東洋哲学の構造化を目指した著作。もっと早くに読んでいればよかった!という内容で、文章も平易。もう、恐れ入りました


8月

海洋帝国興隆史海洋帝国興隆史
玉木俊明
★★★★☆
ウォーラーステインのシステム論をベースに、その乗り越えとして、ヨーロッパのグローバルな拡大を海の視点から描く

 

ジヴェルニーの食卓ジヴェルニーの食卓
原田マハ
★★★☆☆
マティス、ドガ、セザンヌ、モネの知り得ない個人的な一面を小説で描く。自分としては、南仏のマティスの章がよかった

     

旅する旅する
桐生裕子 (編集)
★★★★☆
「旅」を様々な視点から考察。西行の有名な「...命なりけり小夜の中山」の「命」とは、そういうことなんだなと初めて理解できた

 

イスラームの深層イスラームの深層
鎌田繁
★★★★★
イスラームの基本事項から初めて、イスラーム思想の中核となる存在一性論までを解説。他のセム系一神教との比較が理解を深める


7月

沈黙と無言の哲学沈黙と無言の哲学
中村直行
★★★☆☆
語りえぬものを説明するというテーマはものすごく魅力的なんだけど、イマイチ、キレがない感じ

 

アルタイアルタイ
ウー・ミン
★★★★★
アドリア海からコンスタンチノープル、キプロスを巡る16世紀のユダヤ人の物語。アドリア海の民族的混沌さの背景がよく分かる


6月

21世紀のマダム・エドワルダ21世紀のマダム・エドワルダ
大岡淳
★★☆☆☆
バタイユの現代性を問う、という内容の対談集。でも、昭和なサヨク的内容で、おまけに、宮台真司の衒学的な発言には興ざめな感じ

 

放哉と山頭火放哉と山頭火
渡辺利夫
★★★☆☆
世間的に言って、ダメな人たちの物語。時々、こういう人生を無性に読みたくなる。でも、本当の「旅」とはこういうものだと思う


5月

「魂」の思想史「魂」の思想史
酒井健
★★★★☆
バタイユの専門家らしい内容。著者の本は何冊も読んでいる中で、この著作では、初期ロマン主義の章が興味深かった

 

星を継ぐもの星を継ぐもの
ジェイムズ・P・ホーガン
★★★☆☆
前から知っていたSF小説で、Kindleで見つけて読んでみた。一気に読む程面白い一方、人類礼賛なエンディングは古臭い感じ

     

あそぶ神々あそぶ神々
辻惟雄
★★★★☆
近世の美術に関して、そのアニミズム的側面を探求。中でも、北斎をアニミズムの観点から見るのは新鮮だった

 

本当はこんなに面白い「おくのほそ道」おくのほそ道
安田登
★★★★☆
押し出し方が、ちょっと狙いすぎな感じはするけど、内容は至ってまとも。おくの細道の平泉までの道程を、能を中心にして読む


4月

芭蕉紀行芭蕉紀行
嵐山光三郎
★★★★☆
芭蕉の主な紀行を全て辿っているのが珍しい。芭蕉論に関しては力み過ぎな気がするけど、新鮮な視点も多く興味深かった

   
     

動きすぎてはいけない動きすぎてはいけない
千葉雅也
★★★★☆
ドゥルーズ論です。書き殴った感があって論旨は分かり難いけど、所々の具体的な記述は目から鱗でドゥルーズ理解に役立つ

 

ヒロシマの人々の物語ヒロシマの人々の物語
ジョルジュ バタイユ
★★★★★
バタイユの広島論。悲劇を祭り上げることなく根源的に思考する態度は、福島論でもあるべきものだろう


3月

エクスタシーの神学エクスタシーの神学
菊地章太
★★★★☆
キリスト教神秘主義の入門書。語りは平易で、代表的な神秘主義者を紹介。中でも、シュザンヌの章に、パスカルが出てくるのが意外で興味深かった

   

2月

ドゥルーズ入門ドゥルーズ入門
檜垣立哉
★★★★☆
ドゥルーズ前期の主著を中心とした入門書の体裁だけど、書き振りは難しく、ある程度ドゥルーズを知っている人向け。「入門」ではない

   

1月

ドゥルーズ 流動の哲学ドゥルーズ 流動の哲学
宇野邦一
★★★☆☆
ドゥルーズの代表作を、表面をさらっと撫でて解説しているという風で物足りない。読み終わっても、理解が進んだ感じがしない

不思議の国のアリス不思議の国のアリス
ルイス・キャロル
★★★☆☆
ドゥルーズの本に出てくるので、改めて。最初から最後まで読んだのは初めてかな

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