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千マイルブルース
(山田深夜、幻冬舎文庫)


千マイルブルースアウトライダーで連載を続けている山田深夜の著作「千マイルブルース」が、文庫になった。
短編集なのだが、そのほとんどが、アウトライダーに掲載されたもので、単行本として刊行された当初は、一度は読んでいる筈なので、買うこともないなと思った。が、文庫となれば、ツーリングに持っていくのもいいかと思い、購入。
で、キャンプツーリングで焚火を前に読む予定が、結局、ほとんど、出張の新幹線の中で読んでしまった。

読んでいて最初に思ったのは、一度は読んでいる筈なのに、憶えていない作品が半分くらいあるということ。アウトライダー以外に掲載された文章もあるのだが、それは、ごく僅かで、記憶力が衰えたなぁというどうでもいいことを実感したのであった。

それで、肝心の文章の方は、著者がサラリーマンから物書きへと転身をした頃の作品が中心で、その決断にまつわる私小説的な文章が多く、辟易する感じもないではない。
それでも、やっぱり、これだけダイレクトに、ライダーの心情に訴える文章を書くのは、今や、山田深夜しかいないよなぁというのが率直な印象。
ライダーならば、読むべし。

あと、アウトライダーで読んだ時には感じなかったけど、意外とダジャレ系の落ちが多かったんですね。

新規作成(08/8/2)

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