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2008年11月前半

11月9日(日)

■ココ・ファーム・ワイナリー

この前の祭日の月曜日は、嫁さんと、足利にあるワイナリーのココ・ファームへ。
浅草駅から東武伊勢崎線の特急「りょうもう」に乗って、1時間ちょっとで、足利市駅に到着。日光行きの特急は満席だったが、こちは、空いていた。車窓からの景色は、今日は、曇り空というのもあったが、殺風景で退屈。

駅からワイナリーまではタクシーなのだが、この運転手が、まぁ、よくしゃべる。
昨日のこの辺りは、天気がよかったらしいが、マラソン大会で市街が混んでいたので、今日でよかったみたいなことを言っている。芸能人も来ていたらしい。が、そんなに天気がよかったならば、やっぱり、GSで走ってくるべきだったかと、ちょっと、後悔。
その後も、沿道の観光案内が続くが、その中に、屋台のコーヒー屋のことがあった。で、何かのオートバイ雑誌で読んだことがあるような気がしたので、家に帰ってからネットで検索してみると、やはり、ライダーの書いた情報が多い。一度、行ってみたい気もするが、夜からのオープンなので、ちょっと、機会はないか。

ココ・ファーム・ワイナリーの葡萄畑結局、20分くらいで、現地に到着。山を拓いた急斜面にブドウ畑が広がっている。が、思っていたより狭い。まぁ、でも、気にせず、まづは、テイスティング。で、\500で5種類のワインをのんだ後は、売店を眺めてから、カフェへ。
デッキの席に着くと、今日は、天気はイマイチだけど、暑くも寒くもなく、なかなか、いい感じ。目の前はワイン畑になっていて、ロケーションは最高。カフェの雰囲気も洒落ている。周りの席は、ほぼ一杯という感じで、それなりに、混んでいますな。
うーん、それにしても、やっぱり、外で飲むワインはうまいっす。食べ物もおいしくて、特に、野菜がフレッシュでみずみずしい。ぐびぐびと頂いたが、ワインのメニューの説明をよく見ると、どうも、ここで採れたブドウは、それ程使用されていないようだ。それで、納得。この面積ならば、そうだろう。それでも、ワインは、どれも、おしかったです。

ココ・ファーム・ワイナリーの葡萄畑斜面の畑は上の方まで行けるとのことなので、カフェでのんびり過ごした後は散歩。
急坂を登って行くと、職員らしき人がカンを棒で叩いて、カンカンと大きな音を出している。この音はカラス除けと、売店にも説明があった。ところで、ここは、知的ハンディを持つ人たちをサポートする学校が運営している。農場の管理作業は、こういう実直な人達に向いている感じで、一般的には弱みと思われているものを強みに活かすというのは素晴らしいなと感心。

ココ・ファーム・ワイナリーの葡萄畑とカフェ ココ・ファーム・ワイナリーの葡萄畑

鑁阿寺の境内その後は、お土産のワインに「農民ドライ」と「のぼっこ」を買って、再び、タクシーで市街へ。が、少し時間があるので、足利学校と鑁阿寺に寄る。といっても、足利学校は、有料だったので、入口まで。そして、鑁阿寺は、本堂でお参りをしたが、流れている神社調の音楽や、本堂のご本尊のところに鏡のようなものが置いてあったりで、なんだか、寺なのか神社なのかよく分からんという感じ。それでも、近くにあった大銀杏は巨大で見事で、季節柄、菊も置いてあった。周りは、七五三らしき家族連れが多い。

駅に近づくと、今頃、日が射してきた。そして、東武線の特急に乗ると、後は、爆睡。
天気はすっきりしなかったけど、楽しくて、家に帰ってから、来年の春に、また行こうと盛り上がるのであった。


11月7日(金)

■大琳派展

谷川岳の紅葉この前の日曜日は、天気予報もよく、日帰りツーリングへ。時期的には、絶好の紅葉の季節。もう4年も前になるけど、ほとんど同じタイミングで谷川岳に行ったのだが、そこの紅葉が、それはそれは見事だった。なので、今回も、同じ場所に向かうことにした。
で、駐車場まで行ったのだが、その前で気がついた。
オートバイの鍵を忘れた...。

自宅に戻るも、もう、アホらしくて、乗る気にはならず。で、家で、ふて腐れていると、嫁さんが、上野で琳派をやっているよ〜とのこと。ネットで調べてみると、東京国立博物館の大琳派展のことで、他にやることもないので、行ってみることにした。

大琳派展開場は9時半なので、余裕と思いながら、10時前に到着。が、もう、待ち時間、20分...。連休の中日なので空いていると思ったのが甘かった。でも、入場料を払ってしまったので、待つことに。
実際には、20分も待たなかったような気もするが、中に入ると、またまた、人が多い。なので、見やすいものばかりを見てしまったのだが、気に入った絵はこんな感じか。

・月に秋草図屏風(伝俵屋宗達)
・紅白梅図屏風(伝尾形光琳)
・波図屏風(尾形光琳、酒井抱一)
・夏秋草図屏風(酒井抱一)
・十二ヶ月花鳥図(酒井抱一)

琳派に関しては、事前の知識は持ち合わしていなかったのだが、全体的には、豪華で派手で、金持ちの道楽品のような印象。これでいいのかと思い、帰りに売店で、BRUTUSの琳派特集を買って読んだのだが、「見ればわかる」とあり、どうも、そういうものらしい。
考えてみると、自分が気に入ったのは、中でも、特に、抽象度高く自然物を描いたもの。日本人は、野生の自然そのものには興味が無くて、庭や盆栽のように抽象化された自然が好きというのを、何かで読んだことがあるが、これらの絵も、正に、その王道を行く感じで、自分って、日本人なんだなぁと思うのであった。
ところで、かの有名な風神雷神図屏風も何枚かあったが、見た位置が悪かったのか、正直、あまり感動無し。近くでまじまじ見るよりは、遠くから見た方がいいのかもしれない。それとも、屏風なので、飾られた部屋で見るのが一番なのかな。

ハート形土偶さて、次は、縄文土器巡りということで、考古展示室に行ってみると、いきなり、ハート形土偶と遭遇。
前週の上州ツーリングの際に、中之条の市街を過ぎた国道沿いで、この土偶のモニュメントみたいなものを見掛けて、多分、この辺りで出土したんだろうなと思いながら走っていた。で、帰ってから、ネットで調べてみると、ここ東京国立博物館にあるとのこと。が、展示されているとは思っていなかった。凄い造形ですな。

そして、他の土器を見た後は、ついでに、本館2階の「日本美術の流れ」コーナーへ。
ここにも、縄文土器と土偶があるのだが、さすが、国立博物館だけあって、教科書で見たことのある火焔土器と遮光器土偶があった。
火焔土器は妖気溢れる怪作という感じで、これを見つけた人は、掘り出してはいけないものを掘り出してしまったような感覚を持ったのではないだろうか。
一方の遮光器土偶は、青森の亀ヶ岡出土のもの。土器というよりは陶器のような印象。想像以上に精密にできていて、子供の頃に読んだ宇宙人が云々みたいな話が出てくるのも分かる気がする。

他にも、今読んでいる折口信夫の「死者の書」で重要な役割を持つ当麻寺の十一面観音菩薩や、イナウやイオマンテで使う道具等のアイヌ資料も展示されていて、もう、お腹いっぱい。結局、3時間程いたが、とても、一回では見切れない感じ。ここには何度も来たことがあるのだが、特別展以外は初めてで、こんなに充実しているならば、もっと、早くに見ていればよかった。

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