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2008年5月後半

5月24日(土)

■Adobe Golive CS(2)

Adobe Dreamweaver CS3さて、GL2DWが使えないとすると、どうしよう。GL2DWのコードを読んだので、移行で何をすべきかは分かっている。後は、いかに手を抜いて、それができるか。
で、なんとなく、Adobeのサイトを眺めていると、"Migrating from Adobe GoLive CS2 to Adobe Dreamweaver CS3"というページを発見。このページには、マニュアルでの移行手続きも書かれている。が、コンポーネントだけは、記述が無い。さもありなんで、コンポーネントは、GoliveとDreamweaverで、タグの形式が違うので、移行には、タグの書き換えが必要なのだ。ちなみに、テンプレートは、タグの形式が同じなので、テンプレートを指しているパスの変更だけで内容の移行は可能。なので、Golive上で、マニュアルで、テンプレート・ファイルをドラッグ&ドロップすれば、テンプレート・ファイルへのパスの書き換えができるので、それで完了となる。
結局、考えて、以下の手順を行うことにした。
(なお、自分の環境では、通常のHTMLファイル以外には、テンプレートとコンポーネントしか使っていないので、他のスニペット等に関しては何もしていない)

  1. ディレクトリ"Templates""Library"を、ルート・ディレクトリ(index.htmlがあるディレクトリ)に作成
  2. Golive上で、「エクストラ」タブの"Templates"ディレクトリにあるテンプレート・ファイルを、1.で作成した"Templates"ディレクトリにドラッグ&ドロップ。移動するか新規ファイルを作成するかを尋ねるダイアログが出るので、「移動」をクリック。この時、移動するテンプレートを使用しているファイルを更新することを尋ねるダイアログが出る筈なので、"OK"をクリック
  3. Golive上で、移動したテンプレート・ファイルの拡張子を、"dwt"に変更
  4. 2.と同様の要領で、"Components"ディレクトリにあるコンポーネント・ファイルを、"Library"ディレクトリに移動
  5. 3.と同様の要領で、移動したコンポーネント・ファイルの拡張子を、"lbi"に変更
  6. 適当なテキスト・エディタで、移動したコンポーネント・ファイルの内容を、以下のように修正
    bodyタグの内容以外は削除(bodyタグ自身も削除)。但し、ファイルの文字コードを記述しているheadタグ中のmetaタグだけは残す
  7. コンポーネントを使用している全ファイルに、以下の修正を行う。ここは、手作業では大変なので、自分は、perlでスクリプトを作成して、一括変換した。
    ・"<csobj csref="<コンポーネント・ファイルへの相対パス>" ...>"というタグを、"<!-- #BeginLibraryItem "/Library/<コンポーネント・ファイル名>" -->"に変換
    ・"</csobj>"というタグを、"<!-- #EndLibraryItem -->"に変換
    スクリプトで変換する際に注意が必要なのは、一行の中に、変換不要のタグと変換すべきタグの両方が存在している場合があること。なので、行単位の変換ではなく、タグ単位の変換が必要

その後、Dreamweaverの試用版を起動して、「サイト」→「新規サイト」でサイトを定義する。その際の「ローカルルートフォルダ」として、Goliveのルート・ディレクトリ(index.htmlがあるディレクトリ)を指定して、他の情報も適宜入力。

実験的に、Dreamweave上で、テンプレートやコンポーネントのアップデートをしてみると、関連ファイルの更新も、しっかり行われているようだ。うまく、動いていそう。これで、移行の手順は定まった。
が、こんなことに熱中してしまい、ゴールデンウィークのツーリング・レポートが進まん。


5月21日(水)

■Adobe Golive CS(1)

Adobe Golive CSこのサイトの作成には、AdobeのGoliveを使ってきたが、Goliveは、AdobeのMacromedia社買収に伴う製品群の整理により、最終バージョンのGolive 9を持って開発中止となった。まぁ、仕方がない、そのうち9に移行すればいいやと思っていたが、先月、突然、Goliveの販売停止を発表して、ほぼ同時に実際の販売も停止してしまい、Golive 9を手に入れることができなくなってしまった。
仕方ないので、移行製品となるDreamweaverへの移行方法を調べると、GL2DWという移行ツールがある。が、なんと、この移行ツールの動作環境は、CS2と9のみ。自分が使っているバージョンは、CSなので、動かないではないか。でも、もう、Golive 9は入手不可。ということは、移行できないじゃないか。ひでーな、アドビ。せめて、9の実際の販売中止まで猶予を持たせるべきではなかったか。もしくは、移行のためだけでも、9の試用版はダウンロードできるようにすべきだ。

と、怒りながらも、移行は考えないといけない。というのは、現在、自分は、iMac G5を使っているのだが、そろそろ、Intel版に移行したいのだ。が、PowerPCのエミュレーション環境があるとはいえ、Intel版でGolive CSが動くかどうかは不明。ネットにも、はっきりとした情報は見つからない。
で、最初に、Adobe以外のMac用Web作成ツールを調べてみたのだが、適当なのが無い。自分的には、GUIのHTML作成機能とHTMLコードの編集機能、Goliveで言うテンプレートとコンポーネント、あと、差分アップロードができるftp機能があれば充分なのだが、イマイチ、ピンと来るのがない。初心者向けに、簡単にサイトが作れますよというようなのばっかり。そういうのは、テンプレートから作り始めるのが主流のようだけど、テンプレートはブログっぽいものが多い。でも、ブログが流行っている今ならいいけど、廃れた時にダサくなってしまう。そんなところで、Panic社のCodaという製品が通好みっぽくて、かつ、Mac専用でMacらしいアプリケーションというのが良さげなのだが、これは、HTML手打ち派のためのツールらしい。通過ぎる。残念。

ということは、結局、Dreamweaverしかないのか。でも、こんな高機能は要らないし、Dreamweaverというと、Windows版というイメージがあるので、インターフェイスがWindowsっぽいような気がするのもマイナス。第一、Adobeというのが気に入らない。でも、他に選択肢が無い。競争環境が無いということは、ユーザを不幸にするということを、改めて実感するのであった。

で、観念して、まづは、GL2DWが、本当に、CSで動かないかどうかを調べてみる。テストしていないだけで、やってみると動くのではというわけ。
Dreamweaverの試用版をダウンロードして、中に入っているGL2DWを取出す。GL2DWは、Goliveの拡張機能として提供されているが、これは、基本的には、Javascriptなので、中身を見ることができる。SDKのドキュメントも、GoLive Developer Centerからダウンロード可能。
コードを見てみると、これ、絶対、CSでは動かない。最初に、動作環境のバージョンチェックを行っているところはいいとしても、CS2で初めて実装されたオブジェクトやプロパティを使っているのだ。が、逆に、自分の動作環境に特化した固定値なんかを埋め込んで、コードを書き換えてしまえば、CSでも動かせそうな感じ。修正してみよう。
で、実際に動かして書き換えてを進めると...、ここで最後というところで行き詰まった。変換するファイルを読み出して・書き換えるところがうまくいかない。どうも、CSのreadwrite関数がバグっている感じ。readで読んだファイルを、そのまま、writeで書き出すよう書き換えても、ファイルが壊れるのだ。日本語の問題のような気もするので、文字コードをいじってみたけど、ダメ。他にも、readlnwritelnを使ってみたりもしたけど、こちらは、一行読み込むのに何分もかかるような有様で、とても、使えない。技術的な情報も、マイナーな世界なので、ネット上で、ほとんど見つからない。
うーん、行き詰まった、どうしよう。
なんてことで、先週の週末は潰してしまった。ゴールデンウィークのツーリング・レポートが進まん。(つづく)

追伸:
GL2DWは相当できが悪いようで、AdobeのアメリカのForumsでも、ふざけんなみたいなコメントがたくさん書かれている。実際に、コードを見てみると、ロジックは問題ないのだが、エラーチェックが甘いようだ。
で、あまりの抗議のせいか、GL2DWの修正版が、Forumsに上がっている。相変わらず、CSでは動かないので、自分には関係ないけど、CS2と9で、GL2DWに悩まされている人にはいいのかも。

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