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2007年12月後半

12月31日(月)

■北海道いい旅研究室 10

今日は天気がよさそうだったので、GSに乗ろうと思っていたのだが、二日酔いで撃沈。結局、先月の富士山日帰りツーリングが今年最後の走りだった...。
夕べは自宅に人が来ていたのだけど、自分の家だと、ついつい、飲み過ぎるんだよなぁ。

さて、大晦日ということで、今年のキャンプ・ツーリングを振り返ってみると、それぞれの東北で、合計6泊。昨年の8泊より減ってしまった。まぁ、でも、春の四国ツーリングも入れれば、宿も含めて9泊になるので、40歳の中年ライダーならば、こんなものかな。

北海道いい旅研究室 10話変わって、「北海道いい旅研究室 10」は、「ぬかびら見聞録」同様、先日の北海道旅行で偶然見掛けて購入。

冒頭、屈斜路湖にある三香温泉が閉館とあった。今年の冬の北海道旅行で、たまたま立ち寄り、あの周囲の静謐感と休憩室の居心地の良さは特筆もので、なんとも、もったいないと思ったのだが、最新のいい旅研究室のメルマガによると、年内の閉館はなさそう。とりあえず、よかった。
特集は、名湯巡礼ということで、北海道の温泉が紹介されている。各温泉の紹介文を読んでいると、細かいことまでよく把握しているなと感心。実際に、こまめに行っている人でないと書けない内容だ。

で、今号で一番よかったのが、アイヌの知恵を紹介しているカムイイピリマという小文。語り手のアトゥイが、子供の頃に、アイヌのおばあちゃんから次の言葉を聞いたという。
「人間は頭で考えることも大事だけど、頭で考えるのと同じぐらい、心とか魂を思いっきり揺らしなさい。それが人間にとって、とても大事なことなんだよ。」
「揺らす」とは、「つまり、生きとし生ける命あるもの、木と語り、風と語り、心を豊かに揺らして自らを育てなさい...」ということ。理性や論理というのは、人間の能力の一部であって、全てではない。現代の理性を偏重する傾向が、人間を矮小化していることは間違いない。
シンプルな生活をしている人々は、コトの本質を見抜くのですなぁ。

ぞれにしても、相変わらず、編集人は思ったことをズバズバ書いている。あくまで編集人の意見なので、全てが正しいとは思わない。なので、この雰囲気が馴染めない人も多いと思うけど、北海道好きな人ならば、一度は目を通してもいいでしょう。


12月24日(月)

■ぬかびら見聞録

ぬかびら見聞録ぬかびら見聞録」は、先日の北海道旅行の最中にたまたま購入した、手づくり感溢れる糠平のローカル・ガイドブック。そう、あの糠平である。表紙には、先回りして、「糠平だけで こんなに 楽しい!」と書いてあるのが笑える。勿論、糠平周辺も含めてだが、100ページ以上の分量がある。

自分が、糠平に泊まったのは5年前のツーリングの時で、国設ぬかびらキャンプ場を利用した。どこの宿の温泉に入ったのか、どこの店で買出しをしたのかも憶えていないが、街中を歩いたのはもう薄暗い夕方で、外にはほとんど人がおらず、寂しいところだなぁと思ったことは、ぼんやりと記憶がある。

内容は、温泉から周囲の施設、自然と糠平周辺のスポットが、適度に自虐的に(笑)、まんべんなく紹介されている。場所がら、自然に関する場所が多く、連泊してのんびり回ってみたいなぁと思わせてくれる。特に、タウシュベツ川橋梁は、道内でも有数の観光スポットなのだが、何故か、行ったことがないんだよなぁ。あと数年で崩れてしまいそうという文章もあるし、早く行かないと。
あと、糠平が帯広から60Km程の距離にあるというのも意外。もっと、遠いと思っていた。

また、全体を通して、糠平を盛り上げていこうという熱い思いが感じられるのも、読んでいて楽しい。本書にはアンケート用のハガキが挟んであるのだが、返信ハガキに対して「これだけが僕らの報酬ですから...」という文章があった。なので、自分は、普段は、この手のものを送ったりすることはないのだが、50円切手を貼って返信してしまった。
加えて、あとがきにも書いてあるが、本書では写真が使われていない。文章とイラストだけで、この分量のものを作るのは大変そうだけど、正しい方針だと思う。

総じて、糠平と聞いて、その場所がすぐイメージできるような北海道オタクには、オススメの一冊。
それにしても、この手の本がamazonでも買えるとはオドロイタ。


12月21日(金)

■北海道旅行

羽田空港この前の週末は、嫁さんと北海道旅行に行ってきた。年内で有効期限が切れるマイルがあったのだ。
日程は1泊しかないので、目的をグルメ三昧に設定。ならば、北海道ということで、オーソドックスに札幌・小樽の食い倒れツアーとなった。

土曜日の東京は、青空の広がるいい天気。が、飛行機が北に向かうに連れ、雲で地表が見えなくなる。
空港から札幌駅に向かい、駅の外に出ると曇り空で、雪が時々降っている。気温は思った程低くはない。嫁さんも同じようなことを言っている。
今日の昼ご飯は、円山公園近くのモリエールというフレンチの店に予約を取っている。店までは、久しぶりの札幌だし、飛行機で座りくたびれたのもあったので、大通り公園まで歩き、その後、地下鉄で円山公園駅へ向かった。地下鉄の駅から地上に出ると、綿のような大きな雪が、ゆらゆらと、たくさん落ちている。こういう雪は、東京では見られない。
駅から10分程歩き、店に到着。席に座り周りを見ると、客の年齢層が高い。雰囲気は、高級フレンチという感じ。
で、頂いたのは\3,600のコース。本当は、鹿肉を食べたかったんだけど、この日はメニューになし。でも、おいしかった。特に、野菜が素晴らしい。ごぼうのスープは、ごぼうのえぐみが、程よく出ているのが印象的で、一皿目の温野菜も、野菜一個づつの味がしっかり。その後は、タラと豚肉だったけど、どちらも、素材の味を生かした非常にシンプルな味付け。これならば、ワイン・リストにブルゴーニュが多いのも頷ける。で、酒の方は、食前酒のシャンパンとシャブリのプルミエクリュのボトル、最後に赤のブルゴーニュをグラスで。外の雪を眺めながら、おいしい食事にワインを頂いて、幸せな時間でした。って、昼から、飲みすぎだよ、お前ら。

円山公園の雪だるま帰りは、円山公園の中を通って、雪遊びをしながら駅に向かう。公園には、ひげの生えた雪だるまがいた。

途中、ひらまつ系のレストランの前を通る。来る途中には、すし善もあったし、この辺りは、札幌の中でも、高級店が集まっているらしい。
札幌駅から電車に乗り、小樽駅に着いたのは4時過ぎ。が、もう、この時間で、辺りは、かなり暗い。もう、夜という感じ。駅前の道路を海に向かって歩き、運河の目の前のホテルに向かう。
チェックインをして、荷物を置いてからは、近所のガラス屋へ。嫁さんとの小樽は、これで2回目なのだが、前回も寄った店で酒器を買い、その後は、周辺をぶらぶら。といっても、雪がかなり降っているので、のんびりという感じではない。土産屋が並ぶ通りも、人が少なく、閑散としている。時間は6時近くなのだが、この季節は、6時に閉める店が多いようだ。

その後、晩ご飯を食べに、こちらも予約済の伊勢鮨に向かう。こちらは、7,8年くらいかなぁ、それくらい前に来たときに寄った店で、おいしかったので、また、来たいと思っていた。当時、ネットで調べて探したのだが、今、ネットで見ても評判はなかなかよさそうだった。
雪の小樽市街店までは徒歩で移動。が、15分くらい歩いて、雪道の中、靴の中まで濡れてしまった。タクシーの方がよかったか。
で、店の方は、残念ながらカウンターが一杯だったけど、北海道の味覚を堪能しました。
特に、やっぱり、北海道は貝がうまいなぁと改めて感心。あと、「たち」もね。そして、この店は、置いてある日本酒がいいのです。自分の好みの、醸し人九平次や東洋美人等のしっかり系の酒を置いてある。いやー、幸せ、幸せ。
翌日は、運河をちょっと眺めてから、札幌に戻る。運河の観光客は、半分以上が外国人だった。これからの日本は人口が減っていくのだから、小樽に限らず、日本の観光地は、外国人観光客を拡大することが重要な取組みになるだろう。

札幌では、特に、行く宛てもないので、サッポロファクトリーをぶらぶら。その後、札幌駅近くまで戻り、たまたま見掛けた駅前通の本屋に寄り、本を買う。「北海道いい旅研究室」が、通りから見えるところにディスプレイされていたのだ。本屋では、ついでに、「ぬかびら見聞録」という情報誌と釣りの本の「北海道ロックフィッシュPERFECT GUIDE」も購入。ぬかびら見聞録は、「なまら蝦夷」系のローカル・ガイドブック。名前の通り、糠平を紹介している。

さて、昼ご飯は、昨日、目を付けておいた近くのジンギスカン屋に入った。が、これが、イマイチ。店の名前に「だるま」とあったので、有名店のだるまの支店かと思っていたのだが、肉が違う。うーん、でも、まぁ、おいしかったからいいけど。ところで、のんだ酒は、小樽の赤ワイン。どんな調理法であれ、羊肉に一番合うのは、絶対、赤ワインだと思う。

快晴の札幌札幌駅に向かう前に、時間があったので、目についた紀伊國屋に寄ってみる。で、中に入って驚いた。広いのだ。縦ではなく、横が広い。これだけ、見通しの利く本屋というのは初めて。置いてある本もなかなか充実していて、これなら、札幌に住んでも困らないなぁ。

さて、仕方がない、そろそろ、空港に向かおう。
見上げると、いつの間にか、快晴の青空が広がっている。

千歳空港に移動してからは、地ビールを飲んでから、自分へのおみやげのサッポロ・クラシックを買って、機上の人に。

今回は、本当に、よく食べて、よく飲んだ。これから、節制せねば。

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