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2007年4月後半

4月19日(木)

■疑似体験より生身の感動

今朝の日経朝刊に、「疑似体験より生身の感動」という特集記事が載っていた。タイトルの通り、実際の体験以前にネット上で擬似的に体験してしまうことの弊害と、生身の感動を求めつつある世の中の傾向を書いている。
「ネットで疑似体験できる生活には大外れがない反面、大当たりもない。事前にチェックできるのは確かに便利だが、気がつけば下調べの内容を「確認」するばかりで、どこか「感動」にひたれない自分がいる。」とあるが、ツーリングでも、事情は全く同じで、現地を訪れると、ネットで見たのと同じだなと思うことが時々ある。
とはいえ、年に何回行けるか分からないツーリングで、大外しをしたくないという心理も抗えない。となると、両者のバランスを取るしかない。
現実的なのは、グルメ等の人が関わるものに対してはしっかりと調べて、自然に関わるものはざっと見当をつけるというあたりか。そして、自然に関しては、現地でのカンを大切にすることが一番だと思う。実際、3月の四国ツーリングでも、瀬戸内海の島で、予想もしなかった感動に出会えた。

また、情報がかくも容易に手に入るようになった今、そもそもの旅の仕方も変えていくべきなのだと思う。ただ単に、名所旧蹟を訪れるだけでは、もはや、感動を体験することは難しい。その手の場所は、ネットや雑誌で消費され尽くした。
そういう意味で、例えば、北海道に関しては、情報誌「むい」の内容は参考になる。写真ではなく、字とイラストという形式もいい。
また、司馬遼太郎や宮本常一の旅の仕方にも学ぶところがたくさんあると思う。

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