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2006年9月前半

9月14日(木)

■MacでGPS(2)

以下は、Virtual PC上のアプリケーションではなく、直接、Mac上に、GPSデータをダウンロードする方法です。

アプリケーションは、GPSBabelを使った。これは、本来は、GPSデータ間のコンバーターのようだが、GPSからのデータのダウンロード機能もある。コンバーターとしてはメジャーなようで、結局、ダウンロード以外でも、このアプリケーションを使うことになりそうな気がしたので、これを選んだ。もちろん、Macでも動作する。
ただし、Mac用のバイナリが用意されていないようなので、インストールには、ターミナル上の操作が必要になる。ちなみに、自分の環境のXcodeは、バージョン2.1だった。

□手順
(1)ケーブルを用意
前回も書いたが、USBとRS232Cの変換ケーブルを用意する。Macに対応しているケーブルであれば、多分、ドライバのインストールをすることになると思う。
自分は、Macには対応していないケーブルを買ってしまったのだが、ネットでいろいろ調べていると、どうも、Prolificというメーカーのチップが、この種類のケーブルでよく使われているよう。で、このチップを使っているケーブル用のドライバを適当に探して、インストールしてみた。
すると、以下の手順で動いてしまったよ。

(2)ソフトウェアの用意
GPSBabelのインストールの前に、ExpatというXMLパーサーをインストールする。必須ではないようだが、これがないと、XML関係の変換ができないので、実用性がなくなってしまう。
こちらからソースコード(expat-2.0.0.tar.gz)をダウンロード・解凍して、適当なディレクトリに置き、ターミナルから、コンパイルをする。手順は以下の通り。

(a)解凍したディレクトリに移動
$ cd <解凍したディレクトリ>

(b)コンフィギュレーション・ファイルの作成
$ ./configure

(C)コンパイルの実行
$ make

(d)実行ファイルの移動(スーパーユーザーの権限が必要)
$ sudo make install

続いて、GPSBabelのソースコード(gpsbabel-1.3.1.tar.gz)を、こちらからダウンロードして、こちらもコンパイルする。手順は、Expatと同様だが、configureの実行だけは、以下のようにパラメーターを付加する。

$ ./configure --with-expathdr=/usr/local/include --with-libexpat=/usr/local/lib

gpsbabelは、コマンドライン用の実行ファイルなので、次に、GUIラッパーのGPSBabel+を用意する。ただし、GPSBabelのホームページを辿っても、ダウンロードのリンクが見つからないので、Googleで検索した、以下のリンクからダウンロードした。
http://prdownloads.sourceforge.net/gpsbabel/GPSBabel%2B-1.3.0.dmg?download

GPSBabel+-1.3.0.dmgの内容dmgファイルなので、ダブルクリックすると、内容は、右のようになっている。この中のGPSBabel+を、アプリケーション・フォルダに移動する。
おっと、よく見るとgpsbabelというファイルも入っている。もしかしたら、このファイルを/usr/local/binにコピーしただけでも、動くのかも。

(3)ダウンロード
GPSBabel+の画面eTrexを接続して、GPSBabel+をダブルクリックすると、右画面が現れる。「Operating Mode」で、「Tracks」を選択する。次に、「Input Options」で、「Use GPS receiver」の部分を右図のように選択して、「Output Options」を適当に選び、「Save File...」ボタンを押す。これで、ダウンロードできました。
ただし、何回かやっていると、エラーが出る。このページによると、どうも、そういうものらしい。何回かリトライするか、GPSの電源を一度切れば、ダウンロードできるようになるとある。まぁ、これくらいは、いいでしょう。


9月7日(木)

■MacでGPS(1)

GPSを買いました。

今回の北海道ツーリングのレポートから、「当日のルート」というリンクを付けて、その日、実際に走ったルートを、地図上で辿れるような仕組みを作った。

GARMIN eTrex実際に走ったルートのデータに関しては、簡易的なツールを作って、手でプロットしている。なので、精度が低く、画面をズームしていくと、道路から大きく外れているのが分かる。
で、今回の北海道のデータはそのままにするとしても、今後のことを考え、GPSを手に入れようと思った。
用途としては、実際に走った行程をログできるだけで十分なので、機種は、GARMINのeTrex(英語版)。本来ならば、同様の機能で、サイズが小さいGeko201がいいのだが、電池の持ちがカタログ上で12時間と、少し心もとない。ネットで調べると、実質、8〜9時間程度のようなので、1日のツーリングの行程を全部ログするには、ちょっと、足りない可能性がある。一方の、eTrexは、カタログ上で22時間なので、大丈夫だろう。
値段は、正規代理店のオンライン・ショップで、\15,000程。

一度、都心で使ってみたが、ビルの影響で衛星を逃すことが多く、あまり、使えない。山手線の中も、乗る場所を、かなりデリケートに選ばないとダメなようだ。なので、実際にトラックデータを使って遊ぶのは、次回のツーリングまでお預けです。

自分の環境はMacintoshなので、以下、MacでeTrexからトラックデータをダウンロードするまでの段取りについて、参考として書いておきます。

□目標
最初にざっと調べた範囲では、GPSデータのダウンロードと加工は、カシミール3Dというアプリケーションが定番らしい。が、Windows環境でないと動かないので、Virtual PC上でカシミール3Dを走らせ、そこにeTrexのデータをダウンロードすることを目標とする。

□環境
・Macintosh iMac G5 (iSight)
・Mac OS X 10.4.7
・Microsoft Virtual PC for Mac 7.0.2(Virtual PC上のOSは、Windows2000 SP4)

□手順
(1)ケーブルの用意
GARMIN純正ケーブルとUSB-RS232C変換ケーブルPCとeTrexの間は、RS232Cというかなり古いインターフェイスで接続する。最初は、てっきり、eTrexにRS232Cの口があるのかと思い、純正のケーブルを付属していない本体のみの商品を注文してしまった。が、本体が届いて実物を見ると、本体の口は、特殊な形をしている。純正ケーブルが必須ということを知り、慌てて、追加発注をしたが、これだと、\1,000以上高くつく。もったいない。
一方のMacには、今時、当然、RS232Cの口はないので、USBとRS232Cの変換ケーブルを用意する。こちらは、ビックカメラで、シグマAPOシステムのURS232GFというケーブルを購入。写真の右側がGARMINの純正ケーブル、左側がUSB-RS232C変換ケーブルになる。

(2)ソフトウェアの用意
カシミール3Dを、ホームページからダウンロードして、Windows2000にインストール。次に、変換ケーブルに付属のドライバを、Virtual PC上のWindows2000にインストール。Windows2000を再起動し、念のため、Macも再起動。

(3)ダウンロード
Virtual PCの「PC設定」画面変換ケーブル→純正ケーブル→eTrex本体をつなげてから、MacのUSBの口に変換ケーブルを接続。Virtual PCの「PC設定」の「USB」を選択すると、「USB-Serial Controller」が表示されるので、チェックを入れる。
次に、カシミール3Dを起動し、「通信」→「GPSからダウンロード」→「すべて」を選ぶと、無事、ダウンロードできました。
ダウンロードの間、eTrexは、特に、通信行っていることを知らせるメッセージは出さないので、なんか、拍子抜け。いつの間にか、ダウンロードされている感じ。

ちなみに、この変換ケーブルは、Macに対応していない。Virtual PC上のカシミール3Dとつなぐので、Windowsに対応していればいいやと思って買ったのだが、家に帰ってから気がついた。つなぐハードは、Macじゃん...。が、買い直しかなぁと思いながら上記の手順を行ったら、ダウンロードできてしまった。理屈からすると、おかしな気もするが、動いたので、まぁ、いいか。ただし、これから、変換ケーブルを購入する人には、もちろん、Mac対応のものをお奨めします。

さて、ここまで来ると、欲が出てくる。直接、Macにダウンロードできないのか。

(つづく)

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